第11話 二学期

バトルロワイヤルの直後 予想通り、俺の寮に詰めかけてくる輩が死ぬほどいた

俺は絶対にこんな面倒くさいことには巻き込まれたくないので

二段鍵 チェーン鍵 南京錠 指紋認証鍵 顔認証鍵 任意認証鍵 内鍵で

完全に家をロックしていた それでもピッキングしてまで入ろうとする奴もいたので)

おい! てめえ! 勝手にピッキングして入ってきてんじゃねえぞ!

入った瞬間お前の眼球くり抜いて首ぶった斬るからな!(ガチ)

ひい! ず、ずびばぜんでじだー

(、、、と 少し威圧しただけで 泣き喚きながら去っていった

どうして俺のことを聞き出そうとするのだろうか?

俺が喋ることを拒否したら まるで自分の思い通りに行かなかったかのように

問答無用で攻撃してくる 俺の強さは、もう学園中に知れ渡っているはずだが

何故そこまで追求しようとするのだろうか 俺にはわからない)

不気味なチャイム

急遽呼び出しの放送をします Eクラス 桜崎修真さん

Eクラス 桜崎修真さん 至急、理事長室まできてください

不気味なチャイム

(、、、なんとなく予想していたが やっぱあんなにバッチを獲得すれば怪しまれるよな、、)

(、、、そんなことを思いながら俺は立ち上がり、理事長室に向かった)

、、、失礼します

ああ、修真くん 急に呼び出して申し訳ないね

大丈夫です ノープロブレムです それに、、 内容は、もうなんとなく察せますから

そこだ 早速本題に入ろう 単刀直入に言う 

バトルロワイヤルのあの結果はどう言うことだ?教えろ

(やっぱり来やがった でも、学長に聞かれたって俺には、喋る義務がない だったら)

いいえ教えません 俺には、あなたに報告する義務はございませんので

ほう 理事長である私に教える義務はないと では、もう一度言おう

何故君のバトルロワイヤルのバッチの数が300を超えていた?君はEランクなのに

次はない これは命令である 教えろ

(、、、はあ 学長も中々しつこいな でも、、)

何度聞かれても教えません 私には黙秘という権利がありますので

私の命令に逆らうというのかね 君にそんな権利はない 

いいえあります 黙秘権というのは、憲法で定められています

憲法38条第1項,刑事訴訟法198条第2項,311条第1項で黙秘権は認められています

な、、

なので俺にも黙秘の権利は、無いはずはないのです 俺は人間なので

こうやって法律という日本のルールを後ろ盾に反論されるのが嫌だったら法について学んだほうがいいですよ こんな大きな学園の理事長なのに、法を知らないってなんかおかしく無いですか?

、、、そうだな 私の勉強不足だった しかしこれだけは、言っておきたい

お前の実力は世界の一帯を破壊する力を持っていると私は見た

問題は、あまり起こさないでくれ

わかりました 善処します

君の力は本当に心配だ

、、、

(そうして俺は、教室に戻っていった)

(翌日 やはり昨日のことが噂で持ちきりになっていた 目立ちたく無いと言われたら嘘になるが、人々の視線は、好きでは無い、、そして)


(俺はEクラスで翔也と話していた)

大丈夫か修真?EXクラスでお前の話が持ちきりだったぞ 理事長を口説いたって

俺は、修真と仲良いから俺も飛び火くらったぜ 

すまんすまん そういえば翔也バトルロワイヤルでΩランクからδランク飛び越してEXランクになったんだっけ

そう 初昇格だぜ やったぜ

話は戻すが、呼び出して勝手なこと言ったあいつが悪いんだよ 俺のバトルロワイヤルの結果に困惑して聞き出そうとしたんだろう バカだなあ

お前、相変わらずやばいな

俺ってこんなやつだからさ 性格上問題があるんだよ

まあそこは仕方ないな(笑)

昼飯食べよう 翔也は昼飯持ってきているか?

もちのろん 今日は自分で作ってきたんだ あの無料で貰えるあの店に食料品を並べている店があるんだ 

へえ、、俺も料理には自信あるけどおっちゃんという俺の飯を作ってくれる人がいるからな この学園を卒業するまでは、ずっとおっちゃんの店を使わせてもらうよ 

そういえばお前金は大丈夫なのか?

それについては これ

、、、パソコン?

これはな、今までのP.Sの被害者の遺族とか被害者自身たちが組織になって

P.S壊滅させるために結成された組織で 俺は副リーダー 隙間があれば

P.Sの手に入れた情報などを飛ばすと、ある程度必要最低限のお金が入るんだよ ありがたいね

そうなのか お前も大変なんだな

まあなんとか頑張っているよお金が入るからな

今日頼んだのはこれ

、、、野菜炒め?

ささみと炒めた野菜炒め 最近ハマっているんだよね 翔也のは?

パカッ(弁当を開ける音)

おお、、うまそうだな

(翔也の弁当箱の中には色とりどりの料理が詰まっていた

黄色の出汁の香りがする卵焼き デミグラスソースかケチャップがかかっているハンバーグ ご飯の上にかかっているしそのふりかけツナとピーマンの和物端っこの方には真っ赤なミニトマト 別添えのタッパーには、梨と苺が入っていた)

久しぶりに弁当を作ったが腕は落ちていなかったな 早速食べよう

「「いただきます」」

うん おっちゃんの飯は相変わらずうまい ヘルシーなのにこんなにも味がちょうどいい

こっちもうまいぞ 自画自賛かもしれないが自分の作った飯はやっぱ格別だ

それめっちゃ分かるわ 自分の作った飯って自分で食べるとめっちゃ美味く感じる でも実際に本当にうまいのかもしれないそう錯覚するほどうまいって感じるよな

(そうして俺は翔也と面白い話をしながら楽しいひと時を過ごした)

じゃあ食べ終わったし、俺自分のクラスに帰るわー

おうじゃあな

EXクラスの授業精神を高めるための座禅授業とか多いからだるいんだよな

そうか、、まあ頑張れ

そういえばお前、バッチ300以上獲得していたのになんで昇格しないんだ?

それはこの学園 昇格する時学園のスマホに昇格通知が届くんだよ

あー そんなのきてたな

この学園の法則上昇格か残留か任意で選ぶことができるんだよ

翔也は、昇格通知来た時YESを押しただろ

ああ そうだが

俺の答えはNOを選択したんだ

!? どうして?

この教室居心地いいから 一人が好きだから

それが理由なんだ まあ俺はお前がNOを選んだ事を責めるつもりはない

お前自身の道で頑張れよ

翔也もな

じゃ

おう

        午後1時

これは明るいうちにやっておきたい

(俺は今学園から無人機ドローンを飛ばした そろそろP.Sの本拠地を突き止めないといけない

翔也が撃たれたあの日 撃った奴が乗るヘリコプターは、北西に向かっていた

だから校庭から無人機ドローンを北西に向かわせることによってアジトを突き止める P.Sのことだからアジト帰還中に寄り道や回り道をするなんてあり得ない

北西にあるはずだ

ちなみにこのドローンは攻撃性俊敏生にも長けており中々な耐久力のある優秀なバランス系ドローンだ もちろん 撮影もできるのでアジトを見つけたら速攻で写真を撮る これで行こう しかもこのドローン透視機能もあるのでそれらしき建物は、全て丸見えである 壊されても別に問題ない いやむしろ写真撮ったら壊されたい このドローンは、攻撃され全壊した際 自動的に攻撃が来た方向へ向かい 着いた途端に自爆する しかもなかなかな威力であり、そこら辺の一軒家二軒屋ほど余裕で全開させるほどの力を持っているのでP.Sにとってはきついダメージだろう 、、、という事でドローンは偵察を開始した)

北西は、こっちだな

(と ドローンを北西にパソコンで操作した)

(確か北西の方には放棄された建物がたくさんある場所があるんだったな

なので、P.Sのアジトに向かおうとした者は迷いに迷いほとんどの人がP.Sによって殺された アジト内部に入ったものがいたが結局戻って来ず 消息不明

多分P.Sの関係者に殺されたんだろう そう解釈した

、、、そんな事を考えているうちに廃墟街に辿り着いた ここで透視モード発動

建物の中が丸見え これで探そう)

数時間後

、、、ダメだ

(全く見つからない なかなかなところに身を潜めているなP.Sの奴ら

寮で見つけよう)

寮にて

(奴らの顔は、結構覚えてる兄さんの事故の後から俺たちに関わってくることが多数あった だから見逃すはずがない どこだ!何処にいる!

いい加減出てこい!)

ピーンピーンピーン(人間感知装置の音)

!?

(人間感知装置の音が鳴った! 何処かにいる! どこだ!

、、、居た! あの大きな工場と大きな建物だ、あの建物を住み家にしていたのか!? 食料などはどうやって!、、、いや修真焦るな まずはアジトの撮影だ

撮影音が鳴るようにして)

カシャ!

!?

(撮れた! すぐパソコンにデータを転送! 転送完了! P.Sの奴らもドローンに気付きやがった! さあ来い!) 

敵の偵察ドローンです!攻撃しますか?

いいだろう 攻撃を許可する! なんとしてでもあのドローンを破壊せよ!

我々の情報がバレてはならない!

はい!

ドドドドドドドドドドドドドド!(機関銃の音)

13発命中 ドローン全壊!

良くやった! これで情報が回ることは、、、!?

ばーか まだ終わってねえよ

ド、ドローン 全開したはずなのにこちらに来ます! とんでもないスピードです!

特攻か!?今すぐ迎撃開始

ダメです 間に合いません! 来ます!

ドガーン!(爆発音)


ミッション、、、コンプリート


(その後回ってきた情報では あの攻撃で、死傷者200人以上

破壊された機械などは、300を超え、その機械や、ドローンは見つからなかった おそらく消し炭になったとと情報屋から聞いた

マスコミなどは 工場に残った油に引火し、爆発したのだろうと

その廃墟街から一番近い住宅は五キロ以上離れているため ほったらかしにしていると知った )

、、、恐るべし ドローン 

(俺は、誰にも聞こえない声でそう呟いた、、、)

















お久しぶりです! 一年生編二学期スタートしました!

まさか週間ランキングにランクインするかとは思いませんでした

あとPV600も完全に予想外でしたありがとうございます

最近軌道に乗っているんじゃないかと自分でも思います

応援コメント ☆、♡ もお待ちしております

これからも能力無双をよろしくお願いします









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