半田市(729文字)

昨日、同僚と彼岸花を見に行ってきた。



車で下道を使って行くと言うので、ナビに目的地を入れてみると、3時間もかかると表示された。


高速道路を使いたかったが、まぁいいかと気持ちを切り替え、下道で目的地へ向かうことにした。



新見南吉記念館の周辺には、彼岸花がきれいに咲いていた。


最小限を心掛けていたが、写真を20枚も撮ってしまった。


撮りすぎた写真を厳選し、4枚まで減らした自分を褒めてあげたい。



彼岸花を楽しんだ後は、「半田赤レンガ建物」に立ち寄った。


大きなレンガ造りの建物と、レトロな看板が郷愁を誘う。


僕の目的は、そこでレトロな絵柄のビールをお土産に買うことだった。


僕はお酒を飲まないが、前日に不義理をした年下の上司に贈ろうと決めていた。

これは、上司を車で送らなかったことへのお詫びではなく、自己救済なのだ。

こうやって僕は、僕に許されようとしている。



ビールは「期間限定で2本セットが割引」と書いてあったが、ほぼ定価のままだった。


しかし、2本セットで買うことで化粧箱が付くのならお買い得だと思い、それをレジで頼むことにした。


ところが、「3本セットでないと化粧箱が付きません」と言われてしまった。


しかも、化粧箱代は300円。


すなわち、ビール700円×3本+化粧箱代300円かかるというのだ。


1セット1400円のつもりでレジに並んだが、1セット2400円支払うことになった。


僕の勘違いでゴタゴタしてしまったが、店員さんは終始愛想よく対応してくださった。


こういう時、いい店員さんに巡り合えたことを本当にありがたく思う。



帰りももちろん、下道で3時間かけて帰った。


再来週は、友人と名古屋市美術館に行く予定だ。


僕は友人が何と言おうと、絶対に新東名高速道路を使うのだ、と心に強く誓った。

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