美貌を持ちながらも常にNo.2に甘んじているキャバ嬢・燈(源氏名:赤姫)の前に、ある日、大人びた雰囲気を持つ女子高生の莉子が現れます。
莉子は「燈さんをNo.1にしたい」と真っ直ぐな瞳で告げ、彼女のために全力を尽くすことを誓います。
客とキャストという決して交わらないはずの二人は、店外でのデートや連絡のやり取りを通じて少しずつ心を通わせていきます。
しかし、生きる世界の違いや、燈をNo.1へと押し上げる他の客の存在など、様々な壁が二人の関係を揺るがし、切ない葛藤を生み出していきます。
本作の最大の魅力は、大人の余裕を見せつつも莉子の純粋な愛情に少しずつ絆されていく燈と、背伸びしてでも愛する人を輝かせようとする莉子の「切なくも一途な愛の形」です!
お互いに特別な感情を抱きながらも、立場や状況から素直になれなかったり、嫉妬に苦しんだりする心理描写がとにかくエモーショナルで、読んでいるこちらの胸まで締め付けられます。
夜の煌びやかな世界を舞台にしたヒリヒリするような駆け引きと、その奥にある互いを想う圧倒的なピュアさのギャップがたまりません。
激しくも美しい、運命的なロマンスを味わいたい方に全力でおすすめしたい一作です!