花火の消えた夏への応援コメント
え、普通に犀川女史のところに出したらこちらの作品は最優秀賞だったんではないですか?
文芸部とは千織先生のところかしら?
評価が散々だった理由もいまいちわかりません。
学校の宿直室からビールやコーラの空き瓶なんか出ないよ。とか?
(時代や地域によって事情が違うはず)
子どもたちだけで廃品回収、ガチャガチャと回すチャンネル、茅葺屋根が登場することから、昭和四十年代くらいでしょうか?
「お金に火をつけるような遊び」ここがリアルです。
子どもの心にある「みんなと同じように遊びたい」「誰もが体験するはずのふつうの遊び」に対する渇望がよく書けていると思いましたよ~💯
作者からの返信
この作品、当時のものに若干の加筆修正を加えたので、いまいちな評価だった頃よりは少しだけ完成度が上がってると思います。低評価というのがわからない、とすれば、創作部の皆さんのご指摘が非常に的確だったということですね✨
当時、問題点として指摘されていたのが、
「おしっこを漏らすほどの心情」というのがいまいち想像しにくい、という点。
家の事情と母の家族に対する心情が説明不足、家族構成が不明瞭。
その為、後半で突然兄が登場してきてその上、母がその兄を連れて家を出ていく、という謎な展開に感じてしまっておりました。
その為、今回の公開版では冒頭に家族についての説明が追加されております。
創作部で指摘を受けた部分については、当時既に直していたのですが、最終的には「犀川さまが怖くて出せなかった」というのが本音ですw✨
あと、スロオトコ氏に「瓶を換金するとかコーラの『瓶』という部分でジェネレーションギャップが大、現代の読者にどの程度理解できるか不安」という意見も頂いた気がしますw
レトロちっくな雰囲気の物語として読んでいただければ、それなりに作品になってるかな? という思いもありまして、今回の公開と相成りました。
お読みいただきましてありがとうございます✨
あ、ちなみに年代的には私の小学校の頃の記憶ですので、昭和60年代ですねw
花火の消えた夏への応援コメント
まず、1カ月限定という括りはなくていいと思うますよー
どこぞの賞……って魔女王様のか^p^ に出しても出さなくても、其の作品の価値が消える事は無いと思うますし
しかし、こういう作品が気軽に読めるのはこういう投稿サイトの良い所ですやね^p^
懐かしき時代、といってもビックリマンシールが出る位だし昭和後期~平成初期、いや令和でもあるのかもしれないけど、自分的には其の位の臭い感じますた
何処にでもあり得た家庭の事情による、何処の家庭とも違うルールに翻弄され、更に母と兄の出奔? 、そして廃品回収での些細な夢の終わり……若しかするとほんの少し運命の列車に乗る時間が変わっただけで行き先が変わったかもしれないのに、変われなかった……そういう幼き日の後悔を思い出す主人公……
熟練の巧みな技が光る逸品ですな いや~こういう作品、書きたいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
作者からの返信
お読みいただきましてありがとうございます✨
返信が遅れて申し訳ありません💦
子供の頃は、とかく周りの子と自分を比べてしまうものです。結果、自分は「けんり」を持たない人間であると悲観し、生き方を過剰に狭めてしまう……
無いなら無いなりに生きれば良いのだけれど、子供のうちはそんな知恵もない。
せめて、考える力を与えてくれれば良かったのだけれど、彼の不幸は唯一知恵の源泉でもあった兄を失ってしまったこと。
彼が本当に悲しかったのは、花火を一緒にできないこと以上に、何かを一緒に考え指針を示してくれる人を失ったことなのかもしれません。
最後のシーンで、そんな兄の背中に手を振る姿は、描きながらわたしは涙をこらえることができませんでした。
きっと共感は難しい、けれどもそんな記憶を抱えている人間もいるのだと、わたしは誰かに伝えたいと筆を取りました。
花火の消えた夏への応援コメント
祖母には祖母の考えがあって倹約していたのでしょう。が、あまりギュウギュウ締めると、何の楽しみもなく、特に子供にとっては、惨めでつまらない生活になってしまいます。
少年の持つ、花火への強い執着は、「お金に火をつけるような遊び」という祖母への反発もあるのではないかと思いました。
貧しさの中で母と兄は家を出てしまい、祖母の元に残された少年がどう暮らしたのか気になります。
ラストシーンが少年の孤独を際立たせ、切なく哀しい気持ちになりました。
読ませて頂きありがとうございます。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。
お金がかかることを徹底して嫌っていた祖母。その記憶自体はわたしのものでもあります。しかしながら、それを正しくもっともだと思う自分と、子供の頃にもう少し明るい思い出がほしかったと恨む気持ち、両方あるんですよね。
実際、うちより貧乏な家などいくらでもあったので、単に質素倹約という事だったのでしょうが、村でも評判のがめつい祖母だったもので、その方針が影を落としていたら、我が家もこんな風になっていたのかも、と思いこんな物語を書いてしまいました。
たった三十円分の花火、それでも兄と一緒にやりたかった。ほんの一瞬の輝きがとても悲しくはかないものだと、そう思えてなりません。今の子供たちにはきっとわかりませんよね、こういう気持ちは。少しの回顧と郷愁を交えた、夏の記憶をお読みいただきありがとうございます✨
花火の消えた夏への応援コメント
貧しさを理由に枠内に押し込められ、他の子達と同じ自由を許されなかった幼少期。空き瓶集めとそのお金で買う花火は、彼にとっての努力と報償の証だったろうに、それすら叶えられず、それどころか家庭は引き裂かれてしまう……
私はこの家庭の方針は決して間違ってはいないとは思います。何もかも与えられ叶うわけもなく節制も知らなければならない。けれど、そのせいで母と兄は家を出て、努力と報償も、兄と楽しむ筈だったのに誰かに褒めて貰えないまま、……その子供の孤独感が本当に悲しい。
その花火もあっという間に終わる。浪費の象徴のようなものだろうけれど、子供の成長にとっては決して無駄ではなく必要なものだったろうにと、これを読んだ後ならそう思います。
心に残るいいお話でした。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。返信が遅れて申し訳ありません。
今だったら別の解決方法もあるとわかるのですが、子供の頃は目の前にある手段しか選択の幅が無く、行き場を失っておかしな事になる……彼の場合は、栗の木の影で友人を隠れて見つめおしっこを漏らしてしまうという、前後不覚の状態にまで陥りました。去年の悪い子だったときのフラッシュバックと強烈な節制が重なり、彼は他の子とは違う生き方しかできなかったのだと思います。
おっしゃる通り、倹約を旨とする家の方針、それ自体はおかしな事ではないのです。
これ、実はわたしの母が今だに話す昔の記憶なのですが……わたしの幼少期、連休に隣町の植物公園に家族で遊びに行ったのですが、その公園には小さな遊園地のような場所があり、大きな観覧車が目玉でした。それに私は乗りたいとせがんだのですが、祖母は料金がかかるのを見て「帰ろう」と言って乗せて貰えませんでした。当時の料金は確か100円か200円。それさえ出さない家の方針に、当時の母は死ぬ程悔しかったと…w
40年以上たった今でも、時折話します✨
花火の消えた夏への応援コメント
近況ノートを読んで来ました。
なるほど、と思いました。五千文字ですが一気に読み終えてしまう引力がしっかりあります。ノスタルジーさをベースに、そこそこ上の世代に向けた作品かなと感じました。文章表現の高さから若い世代にも読ませる作品ではありますが、時代背景を誤解され戦後のイメージを持つかなとも思います。
いわゆる偏屈な家庭、恐らく祖母はおらず一人息子である父が亡くなり、祖母は益々偏屈で身を守るお金に固執する。そこに住む母、兄、僕の四人家族。友人もおらず孤独な暗い主人公かと思いきや、廃品回収でイニシアチブを取る所から、浮いた変わり者なのかなと。この性格からして決してチームリーダーではなく、イベントの時に情熱を出し張り切る子っているから、個人的には面白い子です。
疑似とは言え、子供の限られた世界では確実に貧困を経験し続ける主人公が廃棄処分された瓶を盗んでお金に換え、花火を一人で行う。
薄暗く寂しい喜び。
浅はかな読み方をするのなら、主人公が中途半端で振り切ってないとか、小遣いがないだけで普通に生活していけるとか、友人を作る努力をすれば無償で奢って貰えたり花火にも誘われるとか思われ、垢にまみれた文学臭い解釈で主人公に隠された「固執する陰惨さ」を要求するでしょう。いわゆるキャッチ―な異常性とエピソードを引っ張る共感性。
でもね、そうじゃない読み方も出来ます。
子供の純真さに大人の堕とす影がまざった「ぼんやりとした薄暗さ」。
そういう部分で、ぎりぎりの爽やかさと孤独が生み出す「物悲しさ」が持ち味かなぁって思います。もっと不幸になるとか、救われるとかじゃなくて、これは彼が受け入れた現実。その哀しさですね。私は好きですよ。
面白かったです。ありがとうございます( ;∀;)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。返信が遅くなって申し訳ありません。
おそらく、多くの人にとって共感も感情移入も難しい作品だったと思います。しかしながら、この人物に対しての感情はいくらでも湧いてくる。疑問、不可思議、異常、無理解……
おっしゃる通り、彼に対して怒りのようなものが湧く人も多かろうと思います。事実、この人物のモデルとなった私はその矛先となっておりました。
今になって思うのは、気に入らないなら逆らえばいい、自分のやりたいことをやればいい──と思っていた多くの子供の中にあって、強烈に節制の効いた耐えるだけの人間に対して異常性と秘めた光に対する恐怖が、彼を責める行為を助長させていたのではないかと思います。
実際、花火なんかやってみれば大したことのないもの、しかし、自分の手の届かなかったそれは、狂おしいほど求め焦がれるものでもありました。
未分化の精神に差す光と影
何か心に届くものがあったなら幸いです✨
花火の消えた夏への応援コメント
夏の終わりと兄の喪失。コーラの瓶と引き換えに手に入れた花火の残り香までも伝わってくるような切ない夏の記憶の物語に心打たれました。
素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました!
作者からの返信
お読みいただきましてありがとうございます。
幼少期、花火を一度も買ってもらえなかったことを思い出しながら、当時の気持ちと少しの虚飾を織り交ぜつつ、夏の夜空に浮かべた切なさを物語にしてみました。たぶん、多くの人にとってあまり共感の出来ない心境でしょうが、子供の頃は家人の云うことが絶対。他の生き方など思いが至らなかったものでした。