異世界転生という題材ではありますが、いわゆるテンプレではないです。転生先の蒼龍郡、楊家から始まる物語が、やがて大国や異民族も巻き込んで大きな歴史の流れへ……、転生者としての記憶や知識と、よく練られ作り込まれた異世界の設定、歴史観がうまく融合されて、重厚で壮大な大河ファンタジーとなっています。登場人物が多いのも特徴的なのですが、作者さまは高い筆力でそれぞれの人物像を描き切っています。私は呼延銅という人物が好きです。骨太で読みごたえのある作品です。これからの展開も楽しみです!