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    邂逅(かいこう)への応援コメント

    最後まで読んで、タイトルの意味がすんなりと腑に落ちました。
    一人の女を鬼にする罪まで犯すわけにはいかないと思う男は、本当の悪人というわけではなく、元の事故もまた偶然だったのだろうと感じました。
    その偶然が、今回は逆の作用を果たしたというところに、人生のままならなさ、不思議さを感じます。
    面白かったです!

    作者からの返信

    鐘古様

    お読みいただきまして、ありがとうございます。

    悔恨の念に苛まれながらも行動がとれない、その葛藤が最後に表現できればと思っていました。ちょうど「偶然」をテーマにした海外作品を続けて読んで、何か書けないかと思って生まれた作品です。
    お楽しみいただけたようで、嬉しいです!(⌒∇⌒)

  • 邂逅(かいこう)への応援コメント

    読み飛ばした「なるほど、これも縁というものでございましょう」という部分がこういう伏線だったとは。
    真夜中の神社、呪いの儀式、という要素が、こういう結末を迎えるとはまったく予想だにせず、良い意味で裏切られ感嘆しました。
    律義さと義理堅さが垣間見られる主人公の言動ですが、だからこそこの結末を迎えたのだと思う一方、このような事態に陥ってしまったということに遣る瀬無さを感じます。

    作者からの返信

    武江様

    初めまして!
    このたびはコメントに加え、夜をとらえたような素敵なレビューを
    ありがとうございます!

    この作品、あまり作者は意図していなかったのですが、結末に驚かれる方が他にもいらして、「こんな読まれ方もあるんだ」と、勉強になった作品のひとつです。

    災厄は等しく降りかかる、被害としても、加害としても。
    故意、悪意に基づいたものを描いたわけではありませんが、
    だからこその「遣る瀬無さ」から逃れられない人間の姿をとらえることができたら・・・・・・そんな思いが浮かんだ作品でした。

    重ねて、ご厚意に感謝いたします。

  • 邂逅(かいこう)への応援コメント

    まず流れるような文章に引き込まれ、ラストまで読みすすめました。いつも文章が魅力的なのですが、特に今回はすごく練られていると感じました。

    そしてラストでの驚き。この女性の恨みは恋愛関係なのかなと思っていたので、これは想像していませんでした。恨まれても仕方ないですね。でも犯人だった男性も、呪術に因らず、すでに地獄のような苦しみを味わい、生きてきたのだと思います。ラストの選択は、男性としては、ラクになれる唯一の方法でもあったのでしょう。

    作者からの返信

    秋色様

    コメントありがとうございます!

    するりと浮かんだ文章が、そのままかたちになったのが本作なので、
    読みやすさのひとつは、その辺りに起因するのかもしれないですね。

    なので、ラストまでの流れ、結末は行き当たりばったりに書きあげて、
    その後肉付けをした感じです。

    ちょうど湊かなえさんの「境遇」という作品を読み終えた日だったので、
    何かしら影響を受けたのかもしれません。
    負の感情、というテーマが、漠然と思い浮かんだので・・・・・・。

    彼にとっての光明が、それでも双方、どちらにとっても
    完全な救済にはならないという点も、ひとつテーマかなと思います。

  • 邂逅(かいこう)への応援コメント

    この度は『真夏・夜』企画にご参加いただき誠にありがとうございます。

    老いぼれた惨めな男の語り口で進んでいくお話が仄暗く陰鬱でその雰囲気の沼にずぶりずぶりと飲み込まれるように読んでしまいました。
    呪術を扱おうとする女に対しての男の申し出が親切心などではなく、罪に対する自戒の念から生じていたことに驚き、また深く納得いたしました。
    おそらく彼は根っからの悪人ではなかったのでしょう。
    そして日々、懺悔を胸に自分が朽ちていくのを待っていたのではないか。
    そんな風に感じました。

    心に残る素晴らしい作品を読ませていただきありがとうございました。

    作者からの返信

    那智様

    わざわざご丁寧な感想をいただきまして、
    ありがとうございます!

    自分としては自由に書いたのですが、
    書き終わってみれば、そもそもこの物語は書くに値いするものだったのか、
    力量に余る内容ではなかったかと、
    何度も非公開に戻すことを考えました。

    最近、「偶然」についての作品を読んでいた中で、生まれた作品です。
    重なった偶然は、ときに悲劇を、そして別の道をも生むと……。

    「真夏・夜」に応募した作品が、こうして日の目を見ることができましたこと、
    光栄に思います。

    改めて、このような機会をありがとうございました。