少女が謳う呪いは、嘘か真か。


ハシタコさんに呪われると、全身を踏みつけたように真っ黒になって死ぬ、らしい。

東里未來は、憑き物を落とすという噂の路地裏の存在を知り、自身が呪われているかもしれないという不安から、そこへ向かう。そして、首から先がない怪異サキナシと出遭うのだった····。

未來の周辺で起こるさまざまな怪異。
オカルトに詳しい野々本淵衣の存在。

ハシタコさんにはじまり、サキナシとの関わりによって、次々に起こる怪異をなんとか無事に解決していく。これは呪いなのだろうか。

クラスがだんだんとよくわからないモノに侵蝕されていくような不安。淵衣という女子生徒のあやしさ。クラスの雰囲気が読むたびに悪くなっていくのもなんだか怖くて、まさに学園ホラーの看板に偽りなし! という作品です。

学園ホラー好き&怪異やオカルト好きにめちゃくちゃオススメの作品です!!

その他のおすすめレビュー

柚月なぎさんの他のおすすめレビュー864