ロイヤルミルクティーへの異常な愛を語る変人貴族と、それに振り回される猫混じりの冒険者ノラ。この二人の掛け合いがとにかく楽しい作品だと思いました。愛って大事。
序盤から「厚揚げ」と「カツアゲ」を間違えるような軽妙なボケがありつつ(こういうの好きです)
雪国、列車、ラビッター討伐、魔技など、異世界ファンタジーとしての空気もしっかり作られています。特にノラのツッコミが鋭く、ロイヤルミルクティー卿の胡散臭さと上品ぶった
奇人感を引き立てていて、読んでいて自然にニヤけます。
ただのコメディではなく、伯爵の観察眼や「魔女」という存在への含みもあり、先の事件性にも期待できる導入。もふもふ、紅茶、列車旅、バディ会話が好きな人に刺さる一作です。