その爵位、頂きます!~真実の愛のため地位と名誉をぶん取ります~

naimed

◆登場人物紹介◆(微バレ)

オズマ・ハネイシ(羽石はねいし乙馬おづま)[光]

 黒髪・中背ヤセ型。目つきの悪い強面の人相。

 本作の主人公。一本気で正義感の強い性格。観察力・判断力に優れる。出世欲が高くそのための行動を惜しまない。一方きっちりとした性格故に任務契約には厳しく、何かと支払いを有耶無耶にしがちな貴族高官からは嫌われている。



〇トゥルーフ

 勇者オズマを補助するため、国王ニクラスの提案で結成された4人組パーティー。オズマの指示の元で行動する。


ドリカ・デ・フースト[電]

 男のような短髪で赤毛・そばかすと幼さの残る顔立ち・がっしりした体つき。

 生真面目な性格。「~であります!」が口癖。パーティーのリーダー(オズマがいるので実質的にはサブリーダー)を勤める。努力家。


リーケ[風]

 茶髪のツインテール・切れ長の目で眉間にシワを寄せがち・スリム体型。

 面倒臭がりな一方で世話焼き。要領がよく索敵に優れる。自身は気付いていないものの外見は垢ぬけた印象がある。


マハテルト・エッセリンク[水]

 ミディアムヘアの目隠れ銀髪・色白でぽっちゃり型。

 実力はあるものの臆病で泣き虫。舌足らずな話し方。一方で教養は高く正式な場でのマナーには詳しい。


ディアンタ[火]

 前髪アップの金髪で褐色ぎみの肌・鼻筋の通ったナイスバディ。

 尊大かつ大胆。大人の雰囲気漂う外見とは裏腹に男勝りな口調。料理が得意な一面も。



〇ハルナーノ王国

 先祖は侯爵位を持つ貴族ハルナーノ(旧ガルナノ)がこの地(デルクセン公国)で勢力を蓄え、現在より100年程前に周辺貴族と一致団結し王国を建国するまでに至る。政治的に安定しているものの他国との交流に一歩遅れているため経済が回りづらく、冒険者ギルドも存在しない。


ニクラス・コーニン=ハルナーノ

 ハルナーノ王国国王6世。小太りのちょびひげで横髪以外は禿げ上がっている。野心はあるが他力本願。金に目が無い。


アルナウト・ヘルトフ=アルケマ

 公爵位を持つハルナーノ王国宰相。後退した生え際のオールバック。予定や計画には厳しく優秀ではあるものの、王族や重臣に国民との軋轢により板挟み状態な苦労人。



〇ハルナーノ王国王国騎士団

 国内の貴族出身者による精鋭ぞろいの騎士団。文武に長けるエリート集団であり、騎士達には階級故の傲慢さが見受けられる。有事には率先して戦闘に出るものの、平時では身分をひけらかして遊興三昧に浸っている者も多い。

 ハルナーノ王国建国の際に貢献したマークィス=ハルナーノ騎士団のなれの果て。


イフナース・マークィス=ネイホフ

 恵まれた体格でどんぐりまなこの大きな目と濃いあごひげを持つ。

 侯爵位を持つハルナーノ王国騎士団団長。貴族としてのプライドが高く成り上がりは認めない。重箱の隅を突く性格で人望は低い。国防軍のテュールと成り上がり者のオズマを疎ましく思っている。


アールト・コーレイン[風]

 細い体型かつ面長の顔立ち。素早い動作を得意とする。

 ハルナーノ王国騎士団員にて団長傍付き騎士。砕けた口調から喧嘩っ早く短慮な性格が現れているが、観察眼に優れている上に状況判断力も高い。


バーレント・デッケル[土]

 大柄で筋骨隆々・後ろ髪が少し長い目。その体格から繰り出されるパワーは強力。

 同じくハルナーノ王国騎士団員にて団長傍付き騎士。外見に似合わず日和見な態度を取り意見を求められても「右に同じ」しか言わない。



〇ハルナーノ王国国防軍

 徴用兵から身分を問わず志願者を兵士として育成し国防の任務を預かっている。平民も多く教養は低いものの、常時危険な任務に就いているため純粋な戦闘力では騎士団よりも優れている。


テュール・フラーフ=デ・フリーヘル

 スキンヘッドでオズマを越える強面。

 伯爵位を持つハルナーノ王国国防軍総司令官。竹を割ったような表裏のない性格で人望は高い。酒と女をこよなく愛する。騎士団長のネイホフとは犬猿の仲。野望はあっても単純明快なオズマを気に入り後押しする。先祖はデルクセン公国の生粋貴族。



〇ダウフ商会

 ハルナーノ王国にて運送を担当する商会。石柱人(バーベリア)の魔石換金取引の権利を所持しているので、国内で獲得された魔石は全て回収される。


サンデル・ダウフ

 20代前半で終始さわやかな笑顔を絶やさない。ダウフ商会会長の子息で専務を務める。物腰が柔らかいものの取引ではなかなか狡猾。また魔石換金での輸送業務を引き受けている事から武術にも秀でている。



〇一般市民

ダーフィット

 30代後半の恰幅のいい体格。王都の外れで経営している居酒屋「ヘェーク」のマスター。ディアンタの父。店の立地条件が悪いものの、料理の腕前は王都のレストランに匹敵するほど。自分の料理を気に入ってくれるオズマとは意気投合。

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