『インビジブル・スレッド』……「見えない糸」っていうタイトルがもう、なんだか切なくて、どんなお話なんだろうって気になったにゃ。陽翔(はると)くんが見る昔の夢と、大学時代の天(そら)ちゃんの視点が交互に出てきて、不思議な感じだったにゃん🤔
このお話のすごいところは、やっぱりその構成の巧みさだにゃ! 陽翔くんが見てる「夢」が、実は事故で失われた過去の記憶だって、だんだんわかってくるんだけど……。一方で、天ちゃん視点の過去パートでは、陽翔くん(ハル君)と少しずつ心を通わせていく様子が描かれてて……。二つの時間と視点を織り交ぜながら、読者に少しずつ真実を見せていくのが、とっても引き込まれたにゃ!✨
作者さんは、登場人物の気持ちを描くのがすごく丁寧なんだにゃあ……。記憶がなくて不安な陽翔くんの気持ちとか、最初は警戒してた天ちゃんが、ハル君にだんだん惹かれていく心の変化とか……読んでて、僕も一緒にドキドキしたり、きゅーってなったりしたにゃん😢 イヤリングとか、四葉のクローバーとか、二人の関係を示す小道具の使い方も素敵だにゃ。全体に漂う、切なくて、どこか懐かしい優しい雰囲気も、このお話の大きな魅力だと思うにゃん。
二人の大学時代が、すごくキラキラしてて、お互いを大切に想い合ってたのが伝わってくるからこそ、記憶を失ってしまった今の陽翔くんの状態が、余計に切なく感じたにゃ……。早く全部思い出して、また天ちゃんと笑い合ってほしいなって、心から願っちゃったにゃん😭
切なくて、もどかしくて、でも心に残るとっても素敵なお話をありがとうにゃ!
これで終わり? それともつづくのかニャン?
応援してるにゃー!📣ฅ^•ω•^ฅ