黒い神話 第4話 華送りの章
懐かしき聲を聴くように
赫く赫く燃ゆるように咲く華よ
尊大なる黒き神域 闇の根源に咲き乱れるひとひら
秘匿を湛え艶やかなる花びらに心を寄せる月下の君
今際の際(いまわのきわ)期す時
今ひとたびの優しき約束を果たしその身に花を移す
黒き災厄訪れし刻 凶星堕つ
混沌を辿る者 無辜(むこ)の魂に
刹那の楼閣 図られた凶刃が迸る
迫り来たる刻 華の贄を捧げ
暁の元に 送り火を見送る
予め失われた炎は 暗澹とした夜闇を迎え
天へ華開く慟哭となる
沈黙せし星々の渇きは 華導きし紅蓮の導となる
華の秘めたる願い
その意志は命の色を映す
常闇の星の界(よ)に
死線を辿り深苦なる寂寥の柵(しがらみ)からの解放を尽くせ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます