第8話 水戸黄門、的な

 すでに若い人は知らないと思うようですが、TBS系の月曜日夜に「水戸黄門」という時代劇がありました。

 一話完結です。一話完結型のドラマは昭和の時代には刑事ドラマもありました。


 どんな難事件も1時間で犯人逮捕!時には射殺です。

 水戸黄門は皆殺しでした!(悪代官は捕縛)


 それはさておき、予定調和というのは大事です。

 恋愛小説はハッピーエンドが一番好まれます。紆余曲折、邪魔者が入るのはお約束

 ただ、邪魔者が悪人だったりすると話が暗くなります。


 小説は現実世界を離れて、キラキラした世界を夢を見てみたいと思うのが大半の読者です(源氏物語が代表例)。

 最後にヒロインやヒーローが亡くなるシーンがあっても、やはり上流階級を夢見るのが読者でしょう(タイタニックなど)


 ただ、このような話は考証が必要で、嘘っぽさはあってはいけません。


 私は「悪役令嬢」というありきたりのものではなく、田舎から出てきた(失礼)女の子がキラキラした都会の世界の中でのサクセスストーリーを軸に、しかし切り捨ててきたものへの…

後はネタバレですが書きませんが、読み手が自分を主人公に投影してみて、ハッピーな話にしたいと思っています

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