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不確定性の旋律、あるいは18歳の夏の終わりに

不確定性の旋律、あるいは18歳の夏の終わりに

星崎ゆうき

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★9
3人が評価しました
本文あり
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本文ありのおすすめレビュー

  • 夷也荊
    1386件の
    レビューを投稿
    ★★★ Excellent!!!

    あの夏の出来事は、幻なんかじゃなかった。

     落ち着いた雰囲気の高校生の主人公は、女子生徒と同じ体験を通じて仲を深める。その現象とは、虚像が実像とは違った動きをして、語りかけてくるというもの。まるで、虚像が突如として意志を持ったように。
     この現象の謎を解くために、量子物理学者に二人は相談をする。そこで示されたのは、虚像と実像の関係性や、境界的な問題についてなど、哲学的なものだった。

     一体、二人にだけ起こったこの現象は何なのか?
     ひと夏の静かな冒険。
     そして二人の未来は――?

     量子力学という学問を知らなくても、それが哲学的に解説されることで、とても読みやすい作品でした。

     是非ご一読下さい。

    • 2024年7月8日 21:42