エピローグ
我は魔王なのだ。邪悪な人族を滅ぼし後の世では恐らく英雄とでも呼ばれるであろう。
「魔王様、どちらへ向かうのですか?まだまだ書類は山のようにありますよ」
我は魔王なのだ、
だがしかし、我には敵対できぬ人物が山ほどいるのだよ。その1人が宰相なのだ……
「ふふふ、今日も寝かせませんわ」
妖艶な笑みを向けてくる彼女にも、もちろん敵わない。
そんな、情けない我は魔王なのだ
我こそが魔王!〜魔王様の日記〜 はらぺこ・けいそ @keito0390
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