聖女アリーゼの不思議な旅 ~聖魔法?そんなの知らないのです!~

夕姫

登場人物紹介 ※ネタバレ含みます

登場人物紹介

【メインキャラクター】


アリーゼ=ホーリーロック(19)



物語の主人公。物語は基本彼女の視点で進んでいく。

カトリーナ教会の元聖女で「聖痕」が消えることで聖魔法を使うことが出来ず「異端の魔女」扱いを受け教会を追い出される。本の知識が豊富で一度読んだ本は忘れず、自分の意識の中にある「世界書庫」という場所にストックされる。本の知識を絶対的に信じており、それを使って問題解決や悪人と戦う。本の知識を時々間違った使い方をする場面もあり、完璧じゃない人間味もある。余談だがアリーゼが本の物語のキャラクターになりきって話すことは大体成功しない。最後にはお互いがお互いに『聖女』として目標にしてきたマルセナとも仲直りをし、自分の信じた『聖女』の在り方としてアリーゼはそのまま旅を続けていく。


ミルディ(17)



アリーゼがルベルタに行く途中の森でポイズンビートルの毒を受けて倒れていた赤い髪の少女。ルベルタの魔法鍛冶屋の一人娘。両親の夢である『賢者の石』で最強の武器を作ることを叶えるため、アリーゼの人間性を尊敬して旅についてくる。アリーゼたちの武器を直したり、アリーゼに頼まれた道具などを作ったりしている。魔法都市ルナノワールではロゼッタの計らいで魔法鍛冶屋として修行をし「ミスリル」を加工できるまで成長する。アリーゼの間違った知識を正したり、弱い部分を支えてあげるなどアリーゼの親友としてのポジションの存在。


ロゼッタ=ロズウェル(推定220以上)



常闇の森で結界を張りひっそり暮らしていた、過去に大聖女ディアナと共に魔物を討伐した『極悪非道の魔女』『竜殺しの魔女』と呼ばれる伝説の魔女。今は魔力を失っており、水色ロング髪の幼女の姿をしていたが魔力が戻り身体が成長し外見は15歳のフィオナと同じくらいに。アリーゼと共に失った魔力を戻すことと、アリーゼの「聖痕」が消えたことに興味を持ち同行する。いつも何かを食べているか、寝ていることが多い。しかし物語ではあまり描かれていないが普段は資金を稼ぐためフィオナと共にギルドで魔物討伐をしている。


フィオナ=マクスウェル(15)



代々有能な魔法士の家系のマクスウェル家の一人娘の令嬢でボクっ子の少女。家から無能扱いされ追い出され、誰かに認めてもらいたくて海賊に加担してしまう。それをアリーゼが自分の境遇と重ねて説教し、結果アリーゼの弟子になることにした。腰に剣を差しているので魔法騎士である。魔物討伐も慣れてきており、頼もしく成長している。最近筋肉がついて体重が増えたのが悩み。


ソフィア=エルヴァンド=マジカリア(17)



魔法都市ルナノワールのマジカリア王国の賢王ギルフォード=エルヴァンド=マジカリアの血縁者にして宮廷魔法士の少女。得意魔法は「土」と「風」のため攻撃魔法より仲間を援護する支援魔法のほうが得意。大魔女ロゼッタから色々学ぶためにアリーゼの旅に同行することに。魔物などの戦闘では意外と積極的。真面目で礼儀正しく明るく落ち着きのある少女。


マルセナ=アステライト(16)



物語のもう一人の主人公。アリーゼを追放した教会側の人間でアリーゼの後任のカトリーナ教会の第一聖女。「聖痕」が消えたアリーゼをここぞとばかりに追放し、自分のほうが優れていると仕事に励むが、「巡礼祭」の失敗やライアン=ランバートによるお情けの資金援助でプライドがボロボロになる。カトリーナ教会継続の為にランバート王国で住み込みで働き、ライアン王子について行くことに決めたのだが国家反逆罪でライアン王子や使用人全員が捕まり全てを失うが、みんなを助けるため立ち上がる。最後には無事に戦争と処刑を止め、アリーゼと仲直りをし、聖女を辞めライアン王子の妃になる。


【重要人物】


大聖女ディアナ

かつて世界大戦で魔物の驚異から世界を救った女神の力を宿すと言われている、全世界の聖女が信仰する人物。ロゼッタの話でアリーゼと同じく『聖痕』が消えた聖女ということがわかっている。


リスティ=ローレン(24)

聖地と呼ばれている聖エルンストの四聖女の1人。強力な聖魔法でアリア=ジルベールを公開処刑から助け出し、マジカリア王国ではアルスメルタの街を救う。アリーゼの消えた「聖痕」に聖魔法で「共鳴」させて暴走させる。何か目的がありそう


【その他の人物】


~カトリーナ教会~


オイゲン大司教(48)

アリーゼを追放した人物。今のカトリーナ教会の最高責任者。


ルスター(68)

もう引退したがカトリーナ教会をまとめている人物でアリーゼとマルセナの祖父的な存在。


マーシャ(45)

カトリーナ教会の修道長。マルセナに優しい言葉をかける。


ラピス(15)

マルセナに付き従う見習い修道士。童顔の少女。


エルミン(15)

マルセナに付き従う見習い修道士。赤い髪のおさげの少女


~ランバート王国~


ライアン=ランバート(22)

カトリーナ教会の援助をする隣国の第二王子。マルセナを気に入る。ついに想いを告げマルセナと恋仲に。


レオンハルト=ランバート(24)

ランバート王国の第一王子。マルセナを勧誘する。


メアリー(15)

ランバート王国の聖女。マルセナを見て聖女として勉強をしている。


メリッサ(33)

ランバート王国の給仕長。ランバート王国の内情にある程度詳しい。


エミリー(16)

ランバート王国の若きメイド。聖女マルセナの友人的存在。


~第1章~


ブラック(42)

魔法鍛冶屋の親方。ミルディの父。


リオン(19)

魔法鍛冶屋の住み込み見習い鍛冶師。


アルグラッド(25)

アリーゼをシルクナートで助けてくれる、護衛剣士。ミーナという奥さまがいる。


クリスフォード=マールウッド(23)

悪魔憑きの人形を手にしたことで操られてしまう貴族の男性。アリーゼに救われ感謝する。事件後は国外追放になる。


カシウス中尉(29)

魔法船を奪った海賊を事情聴取する、港町クレスタの騎士。



~第2章~


サリア=ジルベール(17)

小国ジルベールのお姫様。ソルファス王国に捕虜になっている妹を助けるためにアリーゼと共に王都にいく。


アリア=ジルベール(15)

小国ジルベールのお姫様。サリアの妹。ソルファス王国で公開処刑されそうになるが聖エルンストの四聖女リスティ=ローレンに助け出される。


ガウェイン(享年26)

ロゼッタの初恋の相手で冒険者。実は次の依頼で自分が助からない事をわかっており、魔法の石板にロゼッタの為に魔力を残す。



~第3章~


ギルフォード=エルヴァンド=マジカリア(190)

魔法都市ルナノワールのマジカリア王国の賢者にして賢王と呼ばれる人物。ロゼッタと昔からの知り合いでロゼッタからギル坊と呼ばれている。そろそろ天寿がくることを示唆しソフィアをアリーゼの旅に同行させる。


ガイル(39)

マジカリア鉱山を管理している男性。

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