あとがき
『玄関を開けたら金髪美少女が俺を殺しに来たと言った』をここまで読んでいただきありがとうございます。何となく短編が書きたいという思いから勢いで書きました。合計3万7千字程度の短いお話ですが、書きたかったものは書けたかなと思います。
こちらのお話の位置付けとしては、他長編のお話の隙間を埋めるようなお話です。とはいえ、こちらの物語単体でも問題ないようにしたつもりです。他の長編を見てくださっている方には、設定や世界観が既に分かった状態でのスタートになるので、見え方がだいぶ異なるんじゃないかなと思います。
こちらの物語単体だと、後半の展開があまりにもファンタジー過ぎてしまうかなという懸念もあったのですが、世界観の説明を行わないという判断としました。あくまで普通の在宅ワーカーの家に現実離れした少女がやって来たという設定から見てもらって、ところどころに忍ばせた不審な思考や行動の描写から、主人公が何者なのかという部分を推測しながら読み進めて貰えたらいいな等と考えていました。
話を短くまとめて完結まで書くというのは、私にとっては初めての経験でしたので、無駄なものを省く作業がとても難しく思いました。1ページ当たり1000文字前後、最大でも1500文字以下という縛りで、いかに詰め込んで表現するかなど考えさせられました。無事に完結まで書けて良かったなとほっとした気持ちです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。またどこかのあとがきで会いましょう!
2024.6.27
■補足
・関連作品
①『血まみれシュレッダー1 〜戸塚結実の追憶〜』(小説家になろう・Nolaノベルにて連載)
→エピローグに出てきた17歳の殺し屋ユミを主人公としたお話です。完結済みのお話です。
現在は『血まみれシュレッダー2 〜戸塚結実の恋バナ〜』をNolaノベルにて連載しています。
普通の女子中学生が殺し屋になるお話です。今回の物語の主人公は『血まみれシュレッダー2 〜戸塚結実の恋バナ〜』にて登場します。
主人公の10億の謎はこちらの長編にて明かされていくことになります。
②『殺人同好会 〜橋口まどかの存在証明〜』(小説家になろうにて連載)
→金髪の少女が登場するお話です。時系列でいうと、この物語の後の話になります。
ある日突然殺人鬼に変貌してしまった少年をとりまくお話です。
良かったら手に取ってみてください。
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