「さ」はいるの? いらないの?
よく言葉の乱れとかそんな感じのあれで取り上げられる「さ入れ言葉」。「読まさせていただきます」のように、使役形の「〜させる」でよく間違われるらしい。(正しくは「読ませていただきます」)
確かに先日、重要そうな使役形の言葉が何度も出てくるのに全部間違っているという悲しい文章を目撃してしまったので、これは間違えやすいのだと思う。
がしかし、今回使役形なんぞどうでもいい。
動詞の活用による間違いなんてちょっと冷静になって考えれば答えは出る。問題ない。
問題は「〜そう」ってした時、これだよ(ΦωΦ)
例えば「物足りない」。これ「物足りなそう」でも「物足りなさそう」でもどっちでもいい気がする。個人的には「物足りなさそう」派なんだけど、考えれば考えるほどこれがさ入れ言葉に思えてくる罠。
そして結論から言うと、これ多分どっちでもいいみたい(嘘だろ……
というのも「ない」がついているから。この「ない」、「〜そう」をつけると文法的には「なそう」になるのだけど、語感の問題で「なさそう」が使われているのだとか。
一応形容詞の場合は「〜そう」で助動詞の場合は「〜さそう」というルールがあるわけだけれども、話し言葉では普段意識されないとかなんとかでどっちもアリっぽい雰囲気を放っている。
いや困るんだが。地の文書く時に正しい方使いたいのに、どっちでもアリとかとても困るんだが!_:(´ཀ`」 ∠):_(多分しっかり考えればどちらかに決まるのだろうけど、意識してないものを考えるのはしんどい←
だから結局どうするかと言うと、小一時間迷っても答えが出なかったら表現変える⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾(無難……
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