第3話 のんたんの重力発電所の冒険

ある日曜日、のんたんは仲間たちと一緒に楽しい工場見学にやってきました。目的地は重力発電所!のんたんたちはワクワクしながら見学を始めました。


重力発電とは地球からの重力を遮断する方法が発見され、無重力に近い施設内でタービンを回して電力を得る発電方式なのです。


重力を遮断する素材はロシアで発見された蜂の翅がヒントになりました。これを大量に生産することに成功し、発電所が建造されたのです。


わかりやすく言うと無重力の床にある空気は発電所から出て行って、代わりに発電所の上から空気が入って来ます。この気流でタービンを回して発電すると、燃料を必要とせず、永久に発電し続けることが出来るのです。


と、重力発電の仕組みについての説明がありました。でも、のんたんは難しい言葉で説明されてもピンと来ませんでした。でも大丈夫!のんたんたちは発電所の中が無重力の環境だと聞いて大喜び!


発電所の中に入ると、まるで宇宙船の中のような見学コースが広がっていました。壁にはグリップがついていて、のんたんたちはそれに掴まって進んでいきます。のんたんはまるで映画の宇宙船の通路に迷い込んだような気分でワクワクしていました。


見学が終わったら、最上階でお昼ごはんの時間!のんたんたちは宇宙食のようなパックに入ったジュースや料理を楽しみました。のんたんは大喜びして美味しくいただきました。


のんたんと仲間たちが楽しい工場見学を終えて帰る途中、のんたんはニコニコしながら「重力発電所の冒険、最高だったね!」と言いました。そして、次の冒険が待っていることを思いながら、のんたんは帰路につきました。


最後に、のんたんたちはお土産として重力を遮断する素材でできた下敷きをもらいました。のんたんは自分の学習机の上に下敷きを置き、その上に宇宙服を着たジェニーを浮かせました。これを見てのんたんはとても喜びました。


絵本のような楽しい工場見学の物語でした。


おしまい🏭✨

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