太川るい様、こんにちは。この度は、【ジャンル不問】短編作品の集い【出入り自由】の自主企画にご参加くださり誠にありがとうございます。
具体的に何があったのか、どういう関係性を築いてきたのか、推測を重ねることはできても、決定的なことはわからない、明かされない。そういうところがとても素敵だと思いました。もし、私自身が実生活で祖父母の手紙を見つけたなら、きっと、祖父母にしかわからないやりとりが記されているんだろう……というところも含めて、リアリティがあると感じました。人一人が生きて死ぬというのは、長い長い年月と、それぞれが育んだ関係性を思えば、途方もないことだと感じます。余韻を残す素敵な物語と出会うきっかけをくださり、ありがとうございます。
とてもおもしろいと思いました。一体何があったのか!? と引き込まれ、でも秘密は明かされない。でも、不完全章ではなかったです。
>手紙はくたびれてはいるが、乱雑な折り目などはついていない。大切に大切に、何度も読み返されたのだろうということがうかがえた。
祖父は、どのような気持ちでこの手紙を読み、また読み返したことだろうか。
この描写で、秘密を知らないままでもいい、という気持ちを読者に持たせることに成功しているのではないかな、と思いました。
こんにちは。
企画から来ました。
手紙の送り主のグレゴールさんへの思いがにじみ出ている手紙ですね。
読んでいると心にジワリと響いてくるものがあって良かったです。
お互いに執筆頑張りましょう。