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九龍偏屈作家譚〈渾渾沌沌の街の人間模様を、好奇心のまま暴くから巻き込まれるんですよ!?〉

九龍偏屈作家譚〈渾渾沌沌の街の人間模様を、好奇心のまま暴くから巻き込まれるんですよ!?〉

具屋

おすすめレビュー

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★★★
★9
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 冬場蚕〈とうば かいこ〉
    119件の
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    ★★★ Excellent!!!

    好奇心はやがて龍の瞳を穿つ

    偏屈で、好奇心旺盛で、傾奇者の作家、武原紙魚。
    彼女は、友人の五厘凪から疾走した遊女の話を聞き、その調査に乗り出すことにした。
    しかし、どうやら一筋縄ではいかないようで――

    いくつかの視点で描かれる本作は、退廃的な世界観と、そこに息づくキャラクターたちが魅力的だ。

    小洒落た会話劇も、この作品を実に豊かに彩っている。

    ファンタジー要素・百合要素・ミステリー要素。
    三つを股にかけたこの作品は、必ず貴方の瞳を穿つことだろう。

    • 2025年9月29日 07:45