笑って泣いて、青春の真ん中を駆け抜ける物語

10話まで読んだ感想になります。

とにかく読んでいてワクワクが止まらない作品でしたた!

最初は静かな日常から始まるのに、気づけば人間模様の駆け引きや、思わぬ友情の芽生えに引き込まれてしまいます。

キャラクターたちのやり取りがとても生き生きしていて、会話ひとつとっても空気感や温度が伝わってくるんです。
特にヒロインの行動力と強引さには、最初はちょっと面倒くさそうに見えても、だんだんと「この子、めちゃくちゃ愛おしいな」と思わせられてしまう不思議な魅力があります!

また、舞台となる学校生活の描写がリアルで共感しやすく、教室の空気や放課後の何気ない瞬間に、懐かしいと感じる人も多いはず。
そこに恋愛とも友情とも言い切れない微妙な関係性が差し込まれて、ページをめくる手が止まらなくなります。

ハンバーガーを食べるシーンや音楽を通じて気持ちが通じ合うシーンなど、日常の一コマなのに胸が熱くなる場面が多く、読み味も爽やかです。

先の展開を想像すると期待しかなく、この二人がこれからどうなっていくのかを追いかけたくなる中毒性があります。
ドラマチックな青春ストーリー、思わずおすすめしたくなる作品です!

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