この手に有り余るほどのめんどくさい現実が

今の私のすべてだとは思わない

どこか浮き世離れしたふわふわした私も

この身体の中に確実に存在している

ただそれはどうにも脆く打たれ弱いので

心の奥の奥にしまいこんでいるのだろう

この手に有り余るほどのめんどくさい現実を

いつか手放す時が来るはずだから

どうかその日まではそのふわふわした私よ

この身体の中で確実に生き延びて

そして夢と現実も

全部、全部飲み込んでしまおう

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