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  • 複雑な人間模様と、確固たる芸術世界の対比が印象的でした。慧が芸術の世界に居場所を求めたのも分かる気がします。
    慧が父のことを好きとか嫌いとかとは違う次元でとらえているのかな、と思いました。父から辛い思いをさせられてきたのに、音楽では繋がっているのは、残酷なようで、それだけではないようにも見えました。
    そんな慧の語る音楽の情景もまた印象的です。嵐の下にいるからこそ、その雲を超えていきたいのだという気持ちがよく伝わってきました。

    最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!

    作者からの返信

    夢月七海さん

    こんにちは。企画ではお世話になりました。
    というか、つい最近書き下ろした作品のような気がするのに、あれやこれやあちこちの企画に参加しているうちにもう八月も後半になってしまいました。
    とても魅力的なお題で、何を書こうかとわくわくしたことを覚えています。

    ご指摘のように、きっと慧は父のやったことについてはトラウマがあっても、父の狂気と精神は、もっとも近いところで理解しているような気がします。
    嵐の下にいるからこそ、その雲を超えてまだ見ぬ世界に飛びたいと願う。
    芸術家の魂とは、どんな有名な音楽家であろうと市井の演奏者であろうと、そこは変わらない気がします。
    「持っている人」というものが何を指すのか。
    才能であったり運であったり、それは人によって回答がばらばらでしょうが、わたしはこの飛翔に対する希求があるかなしかも、一つの基準になるのではないかと考えております。

    素敵なレビューも入れて頂き、ありがとうございました。

  • 出てくる大人が皆どこかおかしい。

    私は子供の頃に楽器の練習を投げ出した人間なので、慧くんの境地はよく分からないです。

    作者からの返信

    新巻へもんさん

    そうなんですね。
    わたしはその逆で、続けたい、まだやりたいのに、辞めさせられた人です。続けたかったな……。

    出てくる大人は皆おかしく、そして親になったら誰もが少しは子どもに対してやってしまうことでもあります。

    ありがとうございました。

  • コメント失礼します、蘇芳です。
    この度は企画へのご参加、ありがとうございます!

    朝吹様、あの「六組の廊下」の朝吹様ではございませんか!
    その節は素晴らしい作品をありがとうございます。
    実は言いますと、この企画を立てた時、朝吹様が参加されたら嬉しいな、と思っていました。企画へのご参加ありがとうございます!

    2回読みました。1回目は普通に何も聞かずに読み、2回目は応援コメントの返信にありました曲のURLから演奏を聞きながら読みました。
    バイオリンを弾く慧くんの演奏が浮かび上がりました。バイオリンの音、演奏と共に慧くんの闇も聞こえてくるようでした。どこか含みのあるベリービターな空気を感じさせる世界、とても好きです。

    素晴らしい作品ありがとうございます。重ねて、企画へのご参加ありがとうございます!

    作者からの返信

    蘇芳さん

    企画に参加させてもらっております~。ありがとうございます。
    大盛況のようなのでエントリするのも躊躇われましたが、二千文字の短い作品なのでご負担にはならないかな? と。

    暗さのなか、八方ふさがりの中、抑圧された中にも、薄明かりが見えるようなもの。
    はっきりとした強い希望の光でも、晴れた展望でもないもの。
    それはまさにトンネルの中で光に向かって歩く人間そのものではないでしょうか。

    ヴァイオリンって、暗闇から切々と訴えかけてくるような音を持っていますよね。泣いているというのがぴったりです。それを奏でる一流の人にはどこかに深い哀しみがあるし、それがないとあのようには弾けない。
    幸せなことなのか不幸なことなのかは、それは本人にしか分かりませんが。

    楽器は幼少期より英才教育を受けて高い技術をもつことが大切ですが、それだけでは、ただ上手に弾ける人どまりです。
    彼らは意気揚々と弾きますが(笑)、人を感動させることは出来ません。

    なんだかそんなことを書きたかったのです。


  • 編集済

    朝吹さん、お久しぶりですー

    ヴァイオリン、いいですよね…!
    実はヴァイオリンの音と楽器が大好きです。

    しかし…
    ヴァイオリンには魔性があると思えて仕方ない。
    大人になってから始めても
    音感と超絶技巧は身につかない。
    才能ある子供というのはヴァイオリンに選ばれ、
    ヴァイオリンに魅入られてる気がします。

    子供らしい幸せを捨てて弾き続けても
    華やかな演奏家として大成するのは一握り。
    それでも、夢を見てしまう。
    演奏家として舞台に立って欲しい、と。
    …親が。先生が。大人が。

    持っている慧くんは諦めて弾き続けるしかない。
    持たざる者の羨望を一身に浴びながら。

    苦く切なく美しい作品でした。

    【返信の返信】

    五嶋みどりさん!超英才スパルタ教育…
    この作品とも重なって見えるような気がします。
    (音楽の神様はいると思いますー)

    作者からの返信

    瑞崎はるさん

    こんにちは!
    楽器の中でもヴァイオリンは特別って感じがしますよね。それ自体が唄っているようです。
    同じ譜面で同じように弾いているのに、「なぜ……?」というほど弾く人によって違いがあるのも面白いです。
    現役の方なら、五嶋みどりさんの音色はずっと好きですね。
    彼女の音には、哀切と昇華があります。

    スパルタ教育をして十代の早いうちに国際的な舞台に立てないと一流にはなれないという世界。
    スポーツや将棋もそうですが、天分のある子を、幼いうちから十年くらいで出来るだけ大きく伸ばすのが肝心なんですよね。
    本人がやりたいか・やりたくないか、その意思表示もろくに出来ない年齢からの猛訓練です。
    そして大半の人が途中で挫折していく。

    幸いにして挫折しない子であっても、それで音大に行ったり楽団に所属したりして、まあ巧いんでしょうけど、「それじゃない」感を残したままだったり。
    そんな人を大勢見てきた気がします。
    『弾けます、巧いです』……どまりの。

    拭えない「それじゃない」感を超えるには、単純な練習量や曲への理解ではなく、瑞崎さんがおっしゃるように、音楽の神様が「この子」とその魂から選んでいるという気がします。

  • 厳しい親や周囲からの期待、辛いですね彗くん。
    彗くんの心理描写や女の子とのバドミントンなど印象深い物語でした。

    作者からの返信

    カフェオレさん

    ありがとうございます~。
    カフェオレ美味しいですよね。アイスカフェオレも好きです。
    慧くんは厳しい練習の中にも楽器と友達になれてる気がするので、おそらくは大丈夫です。数年後にはスカラシップで海外に行くんじゃないでしょうか。

  • ふわぁ。嵐奏の描写、素敵でした。あの有名なビバルディの「ストーム」が思い浮かんだけれど、「民族音楽から想起された舞曲」…違うのかな。ヴァイオリンと繋がっている慧くんの演奏が聴こえるようでした。幼少期の稽古は辛いよね…狂気じみた子供の取り合いの場面、切なかったです。

    作者からの返信

    葵 春香さん

    ありがとうございます~。
    幼少期の稽古はほぼ拷問ですよね……。最近は「楽しく」に重きを置いているかもしれませんが。
    大抵の人はちょろっと弾けるようになってそこでおしまい。
    遊びたいざかりの年齢から強制的に猛練習をやらされて、食いついて、食いついて、食いついた人が、ようやく弾ける。
    さらにそこから……という世界ですから本当に厳しいですよね。

    イメージを起こしていたのはイサーク・アルベニスなんですが、アルベニスの曲のあっちこっちから想起しておりました。
    たとえば、「アストゥリアス」です。
    お好きな方で↓
    https://www.youtube.com/watch?v=GXi17980Y4Y
    https://www.youtube.com/watch?v=23C0d5iZbWg

  • 2000文字以内のお題企画にご参加ありがとうございます🙇
    ふあぁぁ~
    この物語の世界にどっぷりつかっていました(*´~`*)
    心情や音の描写がすごすぎて感動と尊敬の嵐です♪

    作者からの返信

    クロノヒョウさん

    お世話になっております~。
    どっぷりつかってもらえましたか? よかった~。
    つかってもらえると、書いて良かったなって思えます。
    二千文字ぎりっぎりに詰め込んでみました♡