「ぼくも一緒に行く!」福がそう言った。


福の言葉は嬉しかった。

私もせっかくもう一度会う事が出来た福と

もっと長く一緒に居たい。


それに、一人で

まだわからない事ばかりの

この世界を冒険するのは心細かった。


だけどどうしてか

私は、不意に思い出してしまった。

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