「ぼくは最初から天国の入り口にいたよ。

他のみんなもそう!入り口にはお花が沢山咲いてて

側を川が流れていてすごく綺麗な場所なんだよ。」


「そうなんだ。私だけどうして違うんだろう。」



一気に不安が押し寄せた。


『行ってはいけない』その忠告を無視して

私は、ここへ来てしまった。


葵が迎えに来てくれなかった事。

生きていた頃の記憶が無い事。


あの暗い海を渡って来たのは私だけだという事。

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