その声はどんよりと曇った
真っ暗な空から響き渡った。
慌てておじいさんの顔を見る。
おじいさんはその声に対して何の反応も無い。
私にしか聞こえていないんだ。
「あの……」私は言った。
「どうしたの?」
「ついてきてくれませんか?天国まで。
やっぱり心細くて。」
「だめだよ。
君は今まで一人で冒険した事が無かっただろう?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます