動き出す春、前進していく世界。たとえそれに追い付けなくなってしまったとしても、世界に置いていかれてしまったとしても。その場に止まる、君の傍にいてあげたい。君と離れるくらいなら、私は君と停滞に浸っていたい。そんな二人の関係性、主人公の想いの詰まった、素晴らしい詩だと思いました。こんな恋をしてみたい……。
あっという間にうつろいゆく季節と、ゆっくり歩んでいきたい「君」との対比を織り交ぜた一句です。隣にいてくれる誰かは読み手によって異なるでしょう。人ではない場合もあるかも?
世界より、たった一人を大事に出来ない人には、きっと世界を大切になんて出来ない。