第36話…海水浴「後編」
1988年8月某日
海に入る為の準備体操をする。
「オイチ二サンシーオイチ二サンシー」
「みんな〜しっかりと体を動かしてねぇ!」
準備体操が終わると俺達は海に入った。
「うひゃ~気持ちいい(≧∇≦)b」
俺はテンションが爆上がりした。
周りをみると加奈子達は麦わら帽子を被って涼んでいる。俺は加奈子に声をかけた。
「加奈ちゃん、浮き輪持ってる!?」
「あるよ~!清ちゃん!」
「かちてちょうだい(*^^*)」
「清ちゃん甘えん坊ねぇ!」
こうして浮き輪を借りた俺は浮き輪に乗り海に漂っていた。
暫くしていると由紀子に声をかけられる。
「清ちゃん一緒に泳がない!?」
「良いよ!泳ごう」
俺と由紀子は一緒に泳ぐ事になった。
………バシャバシャバシャバシャ……
俺は平泳ぎで由紀子の顔を横目😒で見ながら泳いだ。どれぐらいの時間が経っただろう。遠くから加奈子の声が聞こえて来る。
「清ちゃん、由紀子ちゃん、お弁当にしよう」
と呼ぶ声がしたので俺と由紀子は砂浜に上がった。
「ど〜う!私が作ったお弁当よ〜(*^^*)」
加奈子は自信満々にお弁当を見せてくれた。
それはどれも美味しそうだった。
「加奈ちゃん料理上手いねぇ!」
と言うと
「当たり前じゃん!厨房で働いてるもん」
と笑いながら言う。それを聞いて俺も
「そうか!!」
と相槌を打った。
お弁当は重箱4つの中に
1つ目の重箱には焼きおにぎり
2つ目の重箱にはだし巻き卵とウインナー
3つ目の重箱には唐揚げや胡瓜の竹輪巻
4つ目の重箱にはデザートが
それぞれ綺麗に入っていた。
「さぁ!皆さん召し上がれ!」
「 「 「 頂きま〜す 」 」 」
お弁当を紙皿で取り焼きおにぎりや唐揚げにウインナーを頬張った。
「(´~`)モグモグ本当に美味しいなぁ~」
格別に美味しかったなぁ~
お弁当を食べ終わると西瓜割りや砂浜で時間が来るまで遊んだ。こうして海水浴は好評のまま終わったのであった。
………海水浴「後編」完
PS
この海水浴は毎年恒例の行事となる事は言うまでもない。
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