第33話…どさくさまぎれ③

結局の所そのお店では俺の欲しい服買って貰え無かったがそこそこ気に居る服を買って貰い5人で喫茶店に入り休息した。今日はすべて彼女達のおごりだから俺は遠慮しながらの街ブラであった。

「清ちゃん!楽しい!?」

「うん!楽しいよ。少し緊張するけど!」

「可愛い❤」

と俺をからかう彼女達

周りの孤独男子からの殺気の様なオーラを感じながら喫茶店でお茶を飲んで居た時だった。

ヤンキーらしき男が加奈子に声をかけて来る。

「ねぇちゃん!こっちでお茶しない!」

と加奈子に声をかけて来たのだ。すると加奈子は

「見てわからん!そんな暇ないけど!」

そうヤンキーに言うとヤンキーは怒って加奈子を殴ろうとする。俺は反射的にヤンキーの前に立ちヤンキーのパンチを受け止める。すると仲間達が寄って来て

「兄ちゃん、表にでろ!」

と言うので表に出てヤンキー3人組と戦った。

俺は一応少林寺拳法を学んで居て喧嘩は得意だった。その為ヤンキーは手も足も出ないまま逃げて行った。彼女達は心配そうに俺に言う。

「清ちゃん。大丈夫!?」

「大丈夫だよ。(´ε` )」

「清ちゃん強いんだね。」

「すごいだろう!!」

俺は心配そうにする彼女達に笑顔で答えた。

この事件!?のあと益々仲が良くなった事は言うまでもない。そのあとの俺の誕生日は食事をしてカラオケに行って盛り上がるのだった。

プレゼントされた服は人気があり、着て行くと4人はいつも喜んでくれるのであった。


…どさくさまぎれ③ 完

PS

タイトルのどさくさまぎれとは俺の誕生日を利用した彼女達の事である。

ではでは

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