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始まる前に終わったへの応援コメント
ぶっささりました。
恋愛未満の歳月をただ娯楽のように消費した主人公と、沢山の信号と、時には明確な隙まで表したであろう彼女。バームクーヘンのように水平に重なりつづけても、高さも質も変わらない、しかも芯は空洞な関係に彼女は失望したんだなあ。
和菓子の、あんこものが好きだって言ってたじゃん。それって饅頭じゃん。皮をかじったら餡がくるじゃん。
何時も笑顔。笑顔しか思い出せない。
って、そう言うことじゃん。
笑顔の下の領域に踏み込まない主人公。
皮ばっかりでパッションの無い付き合い、餡まで到達してこない主人公に愛想も尽きるってもんです。
きっと「がぶっ」と噛りついて欲しかったんだよ。
惚けた婆さんが死に体で開けてる和菓子屋で買った酒饅頭が古くて、中の餡がパッサパサになってた事があります。
あ。インナーカラーの髪型。やっぱり饅頭だ(笑)
サバサバしてるようで本質は〈和〉な、奥ゆかしい人なんだろう。きっと。
この短いとは決して言えない付き合いで、恋心は干からびていったんだなあ。
たぶん辛抱強く待っていただろうに。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
丁寧に読み込んでいただいて、書いて良かったなあととても嬉しくなりました。
始まる前に終わったへの応援コメント
面白かったです。 面白ついでに語り手の友人のつもりで慰めてみます。
「オマエは変な地雷を踏まなくて良かったよ。
だって、結婚にまるで気がつかないほど、変わらなかったんだろ?
普通なら、それとなく周囲に匂わせ、漏らすものを隠してたわけよ。
隠すってのがいただけねーよな。 聞かれなかった、って何?
当て付けも確定だけど、これを彼女の旦那さんが知ったらどう思う?
な。 結論から言っても、お前がババ引かなくて良かったってハナシ。
忠告だ。 仕返しのSNSに書き込みなんかするなよ。 そんだけ」
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
親身になって慰めていただいて、きっと語り手の傷も回復することでしょう🙏