タイトルはいつ考える? 私は大体最後。

 なんか今回、タイトル↑で全部言いたいことを言ってしまったわけだが……。


 作品を書く時にタイトルをいつ考えるかについては作る人それぞれ色々あるのではないだろうか。


 私は基本的に最後である。

 というか、最初にぼんやりつけといたタイトルとは全く違う展開になることがあるので、大抵あてにならない。


 例えると、まな板の上にタマネギを乗せてあるとして、

「いやー、これカレーになるのかな、麻婆豆腐になるのかな、それとも肉じゃがかしら。なんか多分まあカレーだとは思うけどどうだろうなあ。いやーまあカレーだろうなあ。そのために人参も買ってきたし、ルーもまあ家にあったの使えそうだしなあ。カレー……だろうなあきっとなあ」

とか思いながら調理して、最終的に

「あ、なんかスパイスカレーできたわこれ」

みたいな書き方が多いのだ。そのため店の看板には、スパイスカレーが仕上がってから、

「季節の野菜のスパイスカレーと燻製チーズナン」

と書く……みたいな感じである。


 シェフの気まぐれメニューやないか。


 まさしくその通りである。


 あとはタイトルに関するこだわりとしては、おおよそ俳句と同じ17文字以内ぐらい……というこだわりもあるにはあるが、たまにとんでもない長文タイトルにしたくなる時もあるので、あくまで標準のこだわり程度である。


 というようなわけで、きっとこれからも私は作品を9割書き終わった辺りで、

「ああそうか、この作品こういうタイトルだったんだ」

と閃く、そんな生活を送っていくのだろうと思う。

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創作する者のエッセイ ~近所のコンビニからの帰り道が一番ネタ浮かぶよね~ 二八 鯉市(にはち りいち) @mentanpin-ippatutsumo

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