声高に男女間のトラブルを社会問題だと叫ぶ人が多いですね。
でも本当に大きな問題であるのならもっとトーンを落として穏やかに話すべきです。もちろん誰にも聞いてもらえずに大きく叫ぶしかない人もたくさんいます。私はそういう方の味方です。ですが最近はそういう人の邪魔をするような声の大きな人が多いです。本当に助けが必要な人を遮るように利己的に叫ぶ人が増えたなということです。もちろんそんな人も含めて個人は叫ぶべきだし、社会はすべての人の声を聞くべきですが。
この物語は利己的に叫ぶの反対で利他的に語る話です。
それが本当に社会問題の急所であるなら振りかぶる必要はないんです。静かに刺せばいい。不倫とか托卵とか、なんだか子供の尊厳を蔑ろにした言葉が正当化されようとしていますが、それらの核にはこの物語のような心があることを忘れてはならないと思います。
おすすめです。