拝読途中のレビューで申し訳ございません。
3,450話という驚異的話数に、カクヨムコン参加作品にも関わらず、読むのを後回しにしおりましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
取り敢えず5話ずつ乱読するスタイルなので、5話しかまだ読めていないのですが……1話目から無崎くんの不遇にド肝が抜かれました。
クラスでぼっちの陰キャ設定はよくあるのですが……理由「コワモテ」という秀逸かつ納得の理由がステキだと思います。
しかも、休憩時間にラノベ読み出す「普通さ」がよいなと思いました。
出落ち的レビューになってしまいましたが、読破、がんばります。
取り敢えず、5話ずつ。
今後も楽しみに読んでまいります。
無崎くんは恐すぎるは、
そのタイトルが全てを物語っています。
主人公の無崎くんは、ヤクザ顔のせいで周囲から、
宇宙一の凶悪な男と恐れられていますが、
実はその中身はコミュ障でオタクな、
どこにでもいる普通の高校生。
このギャップが、まず読者の心を掴みます。
物語の面白さは、彼の顔のせいで巻き起こる勘違いの数々と、
彼に寄生している、
天才宇宙人イス人の存在にあります。
無崎くんが危機に陥るたびに、
イス人が完璧に問題を解決してしまうのですが、
その手柄はすべて
無崎くんのものになってしまいます。
彼は何もしていないのに、
どんどん周りからの評価が上がり、
望まないのに学園のトップに
君臨していくのです。
自分が何をしているのかも分からず、
ただただ戸惑う無崎くんと彼を恐れ、
過大評価する周囲の人々との滑稽なやり取りは、
読む人の笑いを誘います。
ギャグと異能バトルが絶妙に融合した、
この作品は頭を空っぽにして、
楽しめる最高のコメディです。
センエース編から異世界ファンタジーに変わります
なろうの方では、無崎君がスピンオフで
センエースが本編の世界観を共有してる、
別作品です、センエースの方でも、
中盤から、無崎君の要素も゙出て来たりして、
ものすごく設定が作り込まれた作品、
長く楽しめてまだまだ終わりそうに無い小説です。
なろうに投稿されている、毎日二話投稿を続け最近4600話を越えた作品、センエースと言うシリーズの中でも最重要クラスの作品。
センエースと無崎君は時系列的に繋がっている作品なのですが、直接的なネタバレはなく、カクヨムの方では無崎くんの後にセンエースが投稿される形になってますのでなろうの方に行く必要はあまりないです。
だけど、無崎君を含めたセンエース神話には世界線分岐システム、つまり世界や登場人物は同じだけど話の流れが違うと言う設定があり、無崎君の話のオチがなろう版と違うなど、二つの話に細かい差異はありますが、こっちの方だけでも楽しめる作品になってます。
無崎君の設定を覚えておくと、次のセンエースの方でも繋がる小ネタがあるので、そこも楽しんで見てください。