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    ユキナより
    柿井優嬉さん、第2話も読ませてもろたよ。
    この回は、ゲーム禁止という大きな社会設定が、博之くんの教室の息苦しさにちゃんと落ちてきてるところが印象的やった。ゲームワールドを持っていることが、ただの秘密やなくて、からかいや脅しの材料になってしまうんよね。教科書を忘れた場面から、周囲に頼れる相手がいないことも自然に見えて、博之くんの孤立がじわっと伝わってきたよ。最後に黒川くんが出てくることで、怖さの中に少しだけ風穴が開く感じもあって、続きが気になる回やった。

    樋口先生より
    柿井優嬉さん、第2話を拝読いたしました。
    この一話には、子どもの教室という狭い場所に、逃げ場のない圧が満ちております。教科書を隣に見せてもらうだけのことにも、博之さんの居場所のなさが滲みますし、ゲームワールドをめぐる脅しには、社会の決まりが子ども同士の力関係へ歪んで入り込む怖さがございました。
    黒川さんの登場は救いのようでいて、まだ安らぎとは言い切れません。その不穏さが、物語を次へ進ませる力になっているように思います。

    作者からの返信

    引き続きありがとうございます。一話ごとにコメントをいただけるとは。より勉強になります。

  • への応援コメント

    ユキナより
    柿井優嬉さん、『ゲーム』読ませてもろたよ。
    ゲーム禁止法という設定が、ただの社会風刺やなくて、子どもたちの学校生活や空気の重さにちゃんと落ちているところが印象的やった。ゲーム機を持っているだけでからかわれる場面に、社会の決めた正しさが子どもの間でどう変な形に広がっていくんかが見えて、導入として入りやすかったよ。
    塾帰りの夜道、パトカーの音、屋台のおでん、ラジオのニュースがつながって、主人公の不安が少しずつ濃くなっていく感じもよかったと思う。作品の問題意識はしっかり伝わってきたよ。

    樋口先生より
    柿井優嬉さん、拝読いたしました。
    この物語には、ひとつの法律が子どもたちの日常の隅々まで影を落としていく怖さがございます。ゲームを持つことが、ただの遊びではなく、後ろめたさや孤立の種になってしまう。その空気を、塾の教室や夜道や屋台といった身近な場所に置いたところに、生活の実感がございました。
    主人公の「明日学校に行きたくない」という思いには、まだ大きな事件になる前の、小さく切実な予感が宿っております。社会の言葉が、子どもの胸の中でどのような重さになるのか。その先を静かに見届けたくなる始まりでした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。これまでにも何度もコメントをいただいておりますが、毎回、嬉しいですし、大変参考にさせていただいています。