第26話 紅茶について

 中学時代から、紅茶派ではありましたが、


「紅茶が、こんなに美味しいなんて!!」


 そう思ったのは、中学2年生頃に、友人がプレゼントしてくれた「ピーチティー」でした。

 

 それは輸入雑貨のお店で買ってくれたもの。私はすぐに一箱飲みきってしまい、「おかわり」を買いに、その雑貨屋へ。


 そこの雑貨屋は、お菓子や飲み物だけでなく、文房具やおもちゃ、化粧品まである、結構大きなお店でした。とても気に入っていたお店だったのですが、残念ながら、私が大学時代になくなってしまいました。


 そこで、ピーチティーに暫くハマっていた私は、とりあえずフレーバーティーを何種類か試しました。そこで行きつくFAUCHONのアップルティー。定番です(笑)。

 これにはハマりまくりでした。それと共に、安いフレーバーティーではなく、缶入りのお高い紅茶にスライド。FAUCHONは勿論、フォートナム・アンド・メイソンとか、ウェッジウッドとか……。

 飲む紅茶の種類も変わりました。

 ダージリン、アッサム、セイロンが多かったかな。他の紅茶も色々試してみました。


 そして出逢う、アールグレイ。

 え? なにこれ? 美味しい!!

 アールグレイは、ダージリンやセイロンティーに、柑橘系のベルガモットで香りをつけた、フレーバーティーに分類されるものらしいです。

 今は、これをベースに、また別のフレーバーを足して、アップルやピーチにしている商品もありますね。


 さて、この、アールグレイ。

 レモンを入れるか、ミルクを入れるか? というのが、紅茶派の間で、長年の問題になっているようです。

 アールグレイ自体が柑橘系で軽いので、ミルクを入れるのは邪道。レモンに決まっている! という意見が結構多いようですが、喫茶店で出されるミルクティーによく使われていたり、家で飲む時はミルクを入れるという人も少なくはないらしいです。

 私もミルクティーにすることもありますね。そんなの、飲む人の好みでいいじゃない(笑)と思っています。



 嫁いでからは、お客様には、普通に緑茶を出しますが、実家では大抵紅茶を出していました。普段あまり意識して紅茶を飲んだことがないという人も、

「え? なにこの紅茶。美味しい」

 って言ってくださるのが嬉しくて。


 私が紅茶好きなのを知っている友達が、今でも時々プレゼントしてくれることもあります。


 去年、辛くて仕方なかった時に、そのことを親友に話すと、何も言わず話をきいてくれて、その後、「はちみつ紅茶」を贈ってくれました。甘さがとっても優しい、凄く癒やされる味。

 彼女の心の温かさのようでした。


 

 今は、午前中に、時々しか飲まないようにしています。

 カフェインが睡眠障害をひどくさせているようなので。


 それでも、ハーブティーを飲んだり、カフェインレスの紅茶を探したりと、やっぱり好きなものはやめられない、私なのでした。


※近況ノートに写真があります。

https://kakuyomu.jp/users/hiyuki0714/news/16818093088431096231

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