もともと好きな作家さんなのですが、
こちらのエッセイを通読して思ったのは、
ああ、自分は、この方の「世界の取り扱い方」が好きなのだな、ということです
世界との向き合い方というか、
世界をどのようにことばで表現していくかというか、
距離感、です
いかりのシャウトでもなければ、
無力への悲嘆でもない
派手な虚飾もなく、
壮大な正義もない
(それらをうまく昇華されている作品は作品として、もちろん好きなのですよ、念のため)
今まで体験されてきたことを、思い出しながら、ポツポツ語る
その体験というのは、わりと特殊(上京してなぜかADやったりとか😳)なものも多いのですが、大騒ぎしないのです
どこかしずかで、淡々とした、けれどもたしかに血の通った文章が、心地よい
そんなエッセイです
ご一読を