肆拾参
与え過ぎたのだろう。
沈む餌に金魚はもう見向きもしない。
鉢の底へ沈澱した餌は糞と混ざって巨大な汚れの塊となる。
それが私。
誰も掃除できない鉢は忽ち汚れ、汚染された水は徐々に金魚を蝕み死に近づける。
事故死だった。
周りも見ずに逃げ出すから。
きっと彼にも与え過ぎたのだろう。
『愛』
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます