気づけば異世界の砂浜でゴブリンに捕らわれていた悠人。
ロブスター号の乗組員に救われ、船長シルビアから自分が“落ちたる者”として異世界へ転移したと知らされる導入が鮮烈。
帰還の可能性を信じ、彼は船と仲間に身を預けることを決意する。
二十四世紀の地球から来たシルビアが操る、科学と魔法を融合した魔動機を搭載したロブスター号。
その存在が物語に独自の魅力を与え、異世界の海を舞台にした旅路は冒険と発見に満ちている。
帰る場所を求めながらも、仲間と共に進む航海が悠人を確かに成長させていく――異世界海洋ファンタジーの爽やかな魅力が詰まった一作。