優しく尊いファンタジー♩

「魔法使い殺し」と恐れられる最強の魔法使いセツ。

冷たいアイスブルーの瞳に鋭い目つき――それだけを見ると、まるでヴィランのように思えるかもしれません。

けれども本当の彼は、タイトルの通り、とても優しさにあふれた人物です。

物語は、心がほっこりと温まるような優しい雰囲気に包まれており、読後感も柔らかく、穏やかな余韻が残ります。

登場人物一人ひとりがしっかりと個性を持っていて、それぞれに魅力があり、自然と感情移入してしまいます。

正直に言うと、私はファンタジーが少し苦手なのですが、この不思議と尊い物語は、続きを読みたくなる力があります。

なぜだろう?と考えてみると、きっと「人間」を丁寧に描いているからなのだと思います。

まだ1話(1章?)を読み終えたばかりですが、続きも楽しみにしています♪

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