第5話
・・・いつまで顰めっ面してればいいの?
ちょっと自然な笑顔にさりげなく直すか
般若ってぇ口角は上がってたから眉間に皺を寄せたまま口角だけ取り敢えず上げてぇ、ん?マーヤなんか言った?ま、いっか、
次にぃ眉間の皺を伸ばせばハイ、可愛い笑顔〜「お嬢様、どうかされましたか?まだ具合、優れないようなら朝食はお部屋で召し上がれますよ?」マーヤったら心配性、「大丈夫だよー」
このままドアを開けたら、記憶が戻ってから初めての家族とのごたいめ~ん。2日ぶりに会うのかな。前世は一般家庭のド庶民だったから親と言えどお貴族様と会うのは緊張する〜。朝の挨拶って定番は「おはようございます」だけどやっぱ貴族なら「ご機嫌様」?いやいや家族だよ。もっと砕けた感じで「おはよ!」って元気な様子をアピール?病み上がりだしね。
決めた!ここは「おはようございます」だ!
あ、マーヤもうドア開けちゃうの?もうちょっと考えさせてぇ、・・・え?
誰もいない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます