017 バラして埋めて

 こんな夢を見た。私は知り合いの女性を助けてチンピラを襲撃した。下心ありありで格好つけていたら、引けなくなったのだ。暴力の世界で生き抜いてきたであろうチンピラは強く、騙し討の末になんとかバラして埋めた。

 この知り合いの女性、実は先輩の妹で、彼女たちは先ほどバラしたチンピラのボスと因縁があるのだという。ボスは部下の復讐と見せしめのために私たちを殺そうとしている。適当なところで離脱し、別の場所に潜伏するという彼女たち。いつか笑えるネタになるという彼女に私は無理だと告げる。私たちはすぐに殺されてしまうのだから。既にセーフハウスは安全ではない。せめて苦しまずに最期を迎えたいと考えているうちに目が覚めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る