突然の異世界転移を、冷静な思考で分析していく導入が魅力的な作品です。論理的に状況を整理する主人公と、圧倒的な理不尽(バジリスク)の対比が緊張感を高めています。銃弾すら効かない怪物や、空から降り立つ剣士など、世界観のスケールも十分に感じられます。特に、合理的であるはずの主人公が少しずつ「現実の外」に適応していく描写が印象的です。今後、知性と異世界のルールがどう噛み合っていくのか非常に期待できる作品です。