一月号編
同題異話・一月号 ほろ酔い幻想記
一月の同題異話を開催しました。今月のタイトルは、「ほろ酔い幻想記」です。
企画の詳しい説明と参加はこちらから
→https://kakuyomu.jp/user_events/16818093091352724750
五行目ですが、明けましておめでとうございます。二〇二五年のスタートと一緒に、同題異話の一月も始まりました。これを入れて、あと三回の開催です。体調崩さずに、しっかりと実施いたしたいです。
その前に、参加作品読めよという話なんですがね! そこらへんは、誠に勝手ながら、追い追いという形になります。もうしばらくお待ちください!
今回のタイトル、個人的には変化球のようなストレートのつもりです。分かりづらいので、順を追って説明します。
前提として、一月の同題異話タイトルは、めちゃくちゃ難しいです。いや、一年の最初の月ですから、一月を表す言葉は、たくさんあるんです。「お正月」とか「元旦」とか「書初め」「鏡餅」「お雑煮」などなど。後半、餅ばっかりですが。
でも、それらをタイトルとして組み込みにくいです。個人的な気持ちですが。なんだか、野暮ったくなってしまう気がします。もちろん、個人的な気持ちですよ? でも、童謡以外に「お正月」「元旦」とかつくタイトルは思いつきませんね。お正月の風物詩、駅伝をテーマにした三浦しおんさんの小説も、『風が強く吹いている』で、駅伝って入っていませんし。
そのため、過去の同題異話・一月号も、結構濁しています。おみくじから連想して、二〇一八年度は「貧乏くじ男、東奔西走」で、諺をひっくり返し、二〇二二年度は「年明けこそ鬼笑う」でしたからね。これらも、頑張って頑張ってやっと思いつきました。
話を戻しますが、今回の同題異話も、一月も難産でした。……と見せかけて、結構早めに思いつきました! その名も、「初夢幻想記」です!
……今月のタイトルと違うんじゃないかと思われた方、その通りです。こちら、没にしました。理由は、十二月が「おやすみ映画館」で決定していたので、「二連続で夜関係の単語ってなくない?」と気付いたからです。
はい。振出しに戻りました。でも、「幻想記」は、そんなに悪くないよな、うーん、と思いながら、過去のネタ帳を捲って、二〇二二年度の同題異話を考えていた時のページを見ていると、「酔い年である」という没タイトルを発見しました。
そういえば、一月は成人の日があるから、お酒関係のタイトルを考えていたなぁ。その時は、「未成年を締め出している」と思ってボツにしたけれど、これはちょっと変えられないかなぁと思い、少々変えて、「ほろ酔い幻想記」になりました。もちろん、例のお酒とは関係ないですよ。差別化するために「ほろ酔い」と漢字表記してください。
ではでは、今月もたくさんの応募、お待ちしております!
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