第15話 Dさんについて

このDさん。


Cさんがやってる本来のスピリチュアルからズレまくっているので、アメリカ本部から除籍されています。


でも、名前を変えて似たような活動をしています。


一度アメリカ本部にDさんのことを問い合わせしたのですが(英語のわかる人に翻訳していただきました)、Cさんを信じるようにと言われます。


でもCさんも人脈があれなので信用できない。


Dさんはチャート一枚六千円取るようになったらしく、姉も辞めました。


チャートの数がバカにならず、更新もします。更新したらしただけお金を取るそうです。お金がいくらあっても足りない。


そこからの姉の活動は、もう知りません。


そして、傷心の私は心療内科の普通のカウンセリングを受けDさんに言われたありのままを話しました。


カウンセラーは「え。ゲーテもうつ病だったし、うつ病の作家たくさんいますよ」と言ってくださいました。


確かに、夏目漱石も病んだし、芥川龍之介や太宰治も自殺だし……。


現代でもうつ病の作家、たくさんいるよねと。


でもゴミから生まれた小説というのがショックすぎて、眠れない日々が続きます。


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