#11 シカク
毎日眺めるこの四角い板は、
膨大な情報を運んでくる
愉しいことも、嫌なことも
どうでもいいことも
誰かが発信した思い出や、
くだらないこと
辛かった出来事は共有されて
全部頭に入ってくる
時には、同じ痛みを感じるほどに
時には、古い友人の話のように
わたしには共有するものは
ないけれど、今日も誰かの
共有のなかを漂う
でも、誰の顔も知らない
でも、毎日出逢っている
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます