反旗
すべてが爆発した
唐突に
何もかも
部屋の一角から始まった
たった一夜の百年戦争
終わりが見えない戦争だ
これは狼煙
宣戦でも 反撃でもない
見えない「 」との戦いの
初めての反旗
それは小さく脆かった
すぐに破られ棄てられた
数年越し 僕はまた
旗を立てた
それが衝動であれど
覚悟の反旗
命をかけて翻した
たとえ未来がなくとも
この戦争が終わる頃
和平の握手を交わす頃
僕は大人になれるだろうか
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