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erosion」への応援コメント

  • 舞台、心情、「やられたこと」の描写は苦痛に満ちているのに、詩を読んだ印象は、なぜかどこか「綺麗さ」を感じてしまいました。

    「抉った水晶体」「心臓をずきゅずきゅと縛める」「タールを血管へ送り込む」のような語彙を駆使した雄弁さは、まぎれもなく苦痛の表現です。しかしそこに詩(うた)がある。

    張り詰めたテンション(緊張)。そして詩はラストのあたりで「夢」を希求します。
    誰か、と。この私を汚濁から助けてくれ…と乞い願うのではなく、ただ、友達になってくれませんか、と。
    その心情が、綺麗だと思いました。友情は、卑屈に乞い願って救ってもらうのではない。私と貴方がいつか自然に友情を結ぶ幸せなのだと。
    そんな風に夢を見ながら生きるのは、苦痛に満ちているけれど。
    それでも、この詩人の心情は綺麗だ、と思いました。

    作者からの返信

    残田さま、素敵なコメントをありがとうございます!
    書いた後、読み返してみて、想像していたよりも後味が悪くなくて良かった、と自分では思いました。

    心情が綺麗だ、というのは最高の誉め言葉です。
    本当にありがとうございます!