第1話への応援コメント
遠部右喬さま
こんにちは。
「もう、人の顔色を窺って生活するのに疲れてしまった」って、文字どおりですね。
もし本当に殺意が色として見えるようになったら、どうしましょう。サングラス? それとも、もう目を捨ててしまう? この世から殺意がなくならずとも、知らなければ日常を営み続けることはできそうですからね。
死刑になりたいからとか刑務所に入りたいという人が事件を起こすのを阻止するのはとても難しいと聞いたことがありますが、透明な殺意も似たようなものかも。って、いやいや、殺意は普通、はっきりとは見えないもの。見えないながらも表情や行動の端々に現れる異常に、それを感じ取るものなのでしょう。この「見える彼」は顔の色が殺意だと気づいてからは、本当の、ではなく、いわゆる「顔色」をうかがうのが下手になっていたのかも、なんて思ったのでした。
作者からの返信
佐藤様、こんばんは。いつも拙作をお読みくださって、本当にありがとうございます……!
例え自分に向けらたものじゃなくても、こんなのが見えていたらちょっと嫌ですよねえ。サングラス、いいかもですー……そこも透けてしまうようなら、もう、目を捨てるしか……!
「『顔色』をうかがうのが下手になっていたのかも」……佐藤様のお言葉で気付いたのですが、「相手の顔色をうかがう」って、人間にとって生きていく上で重要な能力なのかもですね。相手を尊重する為にも、自分の身を護るためにも……。きっと、この主人公は要らない能力のせいで、見るべきものが見えなくなってしまったのですね……。気の毒ですよー(←まったくもってどの口が……)
第1話への応援コメント
うわあぁ、すごい!!!
顔に出る感情に色がついても、何色にも色づかない殺意、それほど恐ろしいものはないのに、透明……。
避けようにも避けられない、事故みたいなものになるんでしょうか。
でもやっぱり、フラットに人間を殺せるサイコパスって、人として一番おそろしいです。
作者からの返信
こんばんは。いつも拙作をお読みくださり、本当にありがとうございます……とても、嬉しいです!!
「色に出にけり」なんて表現がありますが、こういう意味ではないだろ! と(笑)
何も伺わせない「透明」……殺意にすら感情が籠らない人間が居るかもと考えると怖いですよねえ。もしそういった人が居たら、その人には世界がどんな風に見えてるんでしょう……。
第1話への応援コメント
こんにちは
キレのあるオチにおおっ(゚Д゚)となりました
あと一押しすらもいらぬ、もとより境界のない世界の住人
おそろしいですね……💦
黄色も青も、たぶん、なにかのきっかけがあれば、こちらがわに返ってくることはできるはずだから、絶望するにはまだ早かったでしょうに……主人公、気の毒に……
もし一命をとりとめていたとしたら、入院先の病院の鏡で、何色かに染まってしまった自分の顔を見るのかもしれないな、と思いました
そしたら、また新しく、「色」と付き合えるのかもしれませんね
ありがとうございました
作者からの返信
こんばんは。いつも拙作をお読みくださって、本当にありがとうございますー!
「何色かに染まってしまった自分の顔を見るのかも」 ……なんと!
そっちの方がホラー感がマシマシに……!
素敵なオチをありがとうございますー!!(五体投地)
それにしても、何色が見えるんでしょうねえ、その場合って……