何も書かないことが一つ、味のある感想にもなりうると思いつつも書いてしまうことがあります。
ラストストローク、最後の一文がなおのこと染みました。
いい余韻でした。快くはなくても、噛み締めたいたぐいの。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
こういうストーリーがほぼない、ただ場面を切り取っただけの短編って個性が出ると思いませんか。私が個性というのもおこがましいかな、癖ですね、癖が出てませんか、道の駅で買ってきた未知の野菜を煮たときの煮汁に浮く灰汁のように、決してうまいものではございませんけれども、そこには固有の何かが香る。
カクヨムではいろんな人の個性を味わえて良いですね。ありがとうございます!
お疲れさまです。みごとな短編でした。
ぼくの中でゴオルド先生は『にじいろマーブル』なんですが、ときどき『ライト』に成り『ポップ』になり『ダーク』になります。
『ペール』ですね。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
あら嬉しい! こうして私の印象を聞かせていただくの大好きです。にじいろマーブルチョコなのですね、え、チョコではない!? 日々違う色を小出しにしていけば、きっと毎日が新鮮で退屈しないはず。
ペールってなんだかオシャレ! 激情が絵の具の原色とすれば、今回みたいなのは、水に溶かした絵の具みたいに薄くてもう消えそうな感じですね。ペール。
こんにちは!
灰色の意味が、今はわかる様に思います。
期待し過ぎない、喜び過ぎない、感情の振り幅を抑える…。
けど、無意識に期待をしてしまう自分がいます。
無意識での感情の制御は難しいです。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
灰色の意味がわかるようになるには、ある程度の人生経験が必要かもしれませんね。でも、灰色じゃないほうが、きっと、悲しいこともあるかわりに良いこともあるんだと思います。
この主人公は疲れちゃって、灰色を選んでいますが、きっと、元気が出てきたら……まあ、灰色のままでもいいか! それはそれで。
感情の制御って難しいですが、でも無意識だけであるならば、それは制御できているのでは? それで十分すごいことだと思いますよ。