記憶を無くした少女と剣の使い手である青年は、恐るべき運命に立ち向かう

物語は、とある港町の食堂に2人の旅人がやって来たことから始まる。
表向きは「イトコ」の振りをする青年と記憶を亡くした少女。彼らの目的は「人探し」だった。
食堂で情報を得た2人は、少女が操る透明な竜に乗って、アセラの町へ到着した。

その町は退廃し、荒んだ雰囲気の町で2人はだれかに見られているようなイヤな感じな上に、兵士たちを従えた青年に「主君が呼んでいる」という理由で連行され、王の前に引き出される。

そこで青年は初めて名乗る。彼の名は「月星のアトラス」。
(この時点ではまだ有名な剣の使い手であることしかわからない)

不遜な態度のアトラスは王の不興を買い、牢獄へ入れられ、少女は王の愛人に連れられて離れ離れにされてしまうが、2人は別行動になるも冷静にこの国の謎を感じ取り、秘密を暴いていく。


感想:街の様子、世界観が非常に丁寧に描かれていて没入感に浸れる。
素性がわからない序盤でも、主人公2人の尋常ではない強者感が溢れていて、先を読み進めるのが楽しい。

オススメです✨✨✨

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